#06(１) ページ12
クレスにはAと同じくらいの子供が二人いるらしくそのくらいの子たちの間で流行っているファッションも完璧に熟知していた
ほかにもこの辺りのいいお店など色々なことをAに教えてくれた。
会計も順調に終え、タグを切ってくれると選んだ中で一番気に入った服を手渡してくれた
クレス「他のは袋に入れておくわね！今着ている服はこれに入れて、ささ着替えてらっしゃい！」
A「はい、ありがとうございます！」
試着室で着替え鏡を見てみる
今までの自分とは別人にさえ思えた、白い丸襟のシャツに黒のワンピース腰の部分はきゅっと締まっていて裏にはリボンがあしらわれている。
クレス「どうかしら？」
声をかけられ試着室のカーテンを開けてクレスにその姿を見せる
クレス「まぁ！よく似合ってるわぁ、そうね…これなら…」
奥へと歩いて行ったクレスは一つの箱を持ってくるとAのもとへと戻ってきた
なんだろうと思いながらあけられた箱の中を見ると黒色のストラップパンプスだった
艶のある綺麗な靴にAは見とれた。
クレス「これは私からのプレゼントよ、是非履いてあげてちょうだい」
にっこりと笑ってそう言ったクレスはパンプスをAの足元に置いた。
A「わぁ…ありがとうございます！大切にします」
Aはさっそく足を通してみた、ぴったりだ
おしゃれをすることがこんなに楽しいことだと知らなかったのがもったいないと感じる程Aは気に入ったようでクレスにもう一度お礼を言った。
その時、カランと音を立てて店の扉が開いた
クレス「は〜い…あらさっきの！A、お迎えよ」
A「今行きます」
コツン、と心地のいい音を立てながらAは二人の元へ向かった
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月29日 10時) (
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作者名：ホワイトキャラメルラテ | 作成日時：2022年3月7日 16時
