【セブルス・スネイプ】夢に見た世界【ハリーポッター】 (ページ11)

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#05(３) ページ11

セブルス「服を買いに行く」

A「はい」

ローブを翻して歩き出すセブルスの後を追いかけAは隣に並んだ。

A「…私の持つ力のことなんですけど、誰も触れることが出来ないというのは噓なんです。実際、ダンブルドアさんは私に触れることが出来ます」

セブルス「何が言いたい」

A「知っておいてほしかったんです、その噂の所為で何度も酷いめにあったので」

困ったように笑うAは悲しそうに見えた。
やがて服の売っている店に着くとセブルスが扉を開けAも中へ入った

「あらぁ！随分可愛らしいお客様だこと！今日はどんなお洋服を買いに来たの？あぁ私ったら自己紹介をしていなかったわ！クレスよ」

二人を出迎えたのはセブルスよりも年が上であろう女性店員だった。
キラキラとした派手な赤色の服を着ていて指や首にはゴージャスなアクセサリーをつけている

セブルス「この娘に普段着る用の服をいくつか見繕ってほしい」

クレス「えぇ、かしこまりました！あなたの分は？」

ニコニコしながら距離を詰めてくるクレスに若干顔を引きながらセブルスは断りを入れた、そしてAの方を見る

セブルス「終わるころに戻ってくる」

A「分かりました、お気をつけて」

セブルスを見送るとAはクレスの方へと向き直った

A「あの、私お買い物するの初めてで…」

クレス「まぁ！初めてのお買い物をする場所をここに選んでくれて嬉しいわぁ～！簡単だからなにも心配しなくて大丈夫よ、ほらお洋服を見に行きましょう！」