第33話 ページ35
*えおえお side*
食堂に着き、
Ｆ「隊長、相変わらずプリン付きのやつですねぇ」
え「お前は、ピザとカレーの食い回しばっかだろ。太るぞ」
Ｆ「甘党の隊長に言われたくないですぅ」
え「なんだとぉ。甘いものは正義なんだぞ。なぁ、朱乃」
隣に座っている朱乃に話を振ると、彼女はしきりにキョロキョロして忙しそうにしていた。
Ｆ「どしたにょ朱乃ちゃん？」
朱乃「あっ、いえ！ なんでも……」
え「……あろま、捜してたのか？」
そう言うと、朱乃はわかりやすくビクッと反応した。
朱乃「ご、ごめんなさい……」
え「……別に、謝る事じゃないけど」
気まずい沈黙に耐えきれなかったのか、FBが口を開く。
Ｆ「朱乃ちゃんって、ホントにあろまの事好きだよね！ いっつも罵倒されてたのにさ」
朱乃「あ、あはは……確かに、最初は怖い人なのかと思ってました。だけど……一緒に過ごしていくうちに、本当は優しい人なんだなって気付いて」
思い出すように笑みを浮かべながら語っていた朱乃だったが、不意に「でも……」と表情を曇らせた。
朱乃「その優しさも……きっと、全部P*sukEさんに向けられたものだったんでしょうね」
一気に重い雰囲気になってしまい、元凶のFBが苦い顔をする。
何墓穴掘ってんだよ、アホFB。
朱乃「もしかしたら…私の存在が、あろまさんを苦しめているのかも……」
Ｆ「い、いやいやいや！！ しょんな事ないって！！ ねっ、隊長〜！」
助けを求めるようにこちらに振ってきたアホに呆れつつ、目を伏せて呟く。
え「……あいつを苦しめてるのは、あいつ自身だよ」
朱乃「え……？」
不思議そうにこちらを向いた朱乃の頭を、ポンと撫でてやる。
え「つまり、お前は悪くないって事。だから、あんまり自分を責めるなよ」
そう言ってふっと微笑んでやると、朱乃は戸惑いつつも小さく頷いた。
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来衣(プロフ) - 空文 晴霧さん» もちろんです！応援させていただきますよ！ (2020年5月23日 23時) (
レス) id: 21cb172704 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 来衣さん» お待たせいたしました！ これからも応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2020年5月23日 9時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
来衣(プロフ) - 更新ありがとうございます！待ってました！これからも応援させていただきます！ (2020年5月23日 4時) (レス) id: 21cb172704 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 来衣さん» ありがとうございます！ 気長に待っていただければ幸いですm(_ _)m (2020年3月7日 10時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
来衣(プロフ) - 再会を楽しみに待たせて頂きます！！ (2020年3月7日 0時) (レス) id: 08ea9bf164 (このIDを非表示/違反報告)
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