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18話・夢を操る者の涙 ページ20
Aは少し驚いた。
まさか、治崎が自身のハンカチで
涙を拭ってくれるとは思っても
みなかったのだろう。
Aは口を開き、何かを言おうとした。
「大丈夫だ。何も言わなくていい。」
Aの言葉を止めた。
嬉しかった。
Aは泣いた。思いっきり泣いた。
しかしその涙はもう、悲しみの涙ではなかった。治崎の優しさに触れて、自然と溢れだした温かい涙だった。
Aは笑った。嬉しそうに微笑んだ。
涙は溢れて止まらないがそんなことは気にせず、ただただ嬉しそうに笑った。
大切なことを思い出したのは、しばらくしてからだった。
『ｸﾞｽ…ちょっと待って。今何時？？』
「2時だな。」
『あと1時間遅かったら乱波君死んでたよ…』
その後、超特急で乱波の部屋まで行き
新しい夢を入れました。
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ヒロアカ大好き - 続き楽しみにしてます！ (2023年2月21日 15時) (
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