【ヒロアカ】死穢八斎會の雇われ用心棒！！ (ページ16)

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14話・真剣勝負をしたい者の夢ページ16

「いいのか！？よし、
じゃあ今すぐやろうぜ！！」

「ここではダメに決まっているだろう。」

治崎にそう言われても尚わくわくしている乱波とは対照的にAの顔は浮かない。
確かに笑っているが、珍しく顔が強ばっている。その異変に気付いた治崎はAに問う。
しかし、返ってきた返事は曖昧なものだった。

「早くやろうぜ！死合！！」

このままだと乱波がここで暴れかねない。仕方がないと判断した治崎はAに声をかける。

「まだ食べていないのに悪いが、このままだと乱波が暴れるからな。先に勝負をしてもらう。」

『えぇぇえ！！冷めちゃうよッ！？』

急にうるさくなり文句を言ったAだったが、きいてもらえることはなかった。

そして現在に至る。ここは中庭？のようなところ。ただとても広い。

『こんなところがあるなんて知らなかったなぁ……。』

ずっとうるさかったAが呆然とする。その異変に気付いたのは治崎だけではなかった。
しかしすぐに元に戻ったため、誰も気に留めなかった。

『んじゃぁ…始めよっかッ☆』