4話 ページ6
sn「グルッペン。ちょっと今回のはやりすぎ。分かってたんでしょ？この子の異常なまでの忠誠心。信じてきたものが間違っていたって知る瞬間ってすごく辛いんだよ？それに戦いの後で身体も疲れていただろうに。それに、この子は…」
「誰か、いるんですか？」
目を覚ますと白い天井があって、自分が倒れてしまったことを思い出した。戦いで受けた怪我の手当もされていた。背中の傷もだ。これは下手すると女だってバレているかもなぁ。そう思っていると、さっき集まった時には聞かなかった声がしたから、声をかけた。
sn「あ、気づいた？ごめんね、うちの総統が。」
あの金髪は総統だったのか。知らなかったとはいえ結構生意気な口をきいてしまった。
この場には、総統さんはいなかった。この人…神？が気を利かせて外に出してくれたみたいだ。良かった。正直、今は会いたくなかった。
sn「俺はしんぺい神。しんぺいさんとかペ神とか気軽に呼んでね。」
「はい、ありがとうございます。ペ神さん。」
sn「それで、怪我の手当をするためにいろいろチェックをさせてもらったんだけど、単刀直入に言うね、君女の子でしょ。」
やっぱりバレてた。
「はい。……あ、あの！このことは内緒にして欲しくて…。」
sn「分かった。」
「え？理由とか聞かないんですか？」
sn「聞いた方がよかった？」
「い、いや…。でもバレた人は大抵内緒にしてる理由を聞くから。」
sn「何があったのか知らないけど、さすがに人が話したくないことを無理やり聞き出すほど俺は鬼じゃないよ。」
驚いた。こんな人もいるのか。敵国にも来てみるもんだ。……なんて。今日は気持ちの上がり下がりが激しくて疲れた。
sn「疲れてるのにごめんね。でも、これだけは言わせて。グルッペンは悪いやつじゃないんだ。今回は君を仲間にしたくてちょっと暴走しちゃっただけなんだ。仲間になるか、ならないかは君次第だけど、それは分かって欲しい。」
sn「それと、もし君が軍に入るのなら俺は歓迎するよ。」
もう一度、ちゃんと考えてみよう。
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わんぱん - 待って好きだ…ご馳走様でした(^o^) (2020年8月16日 18時) (
レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
ロード(プロフ) - 因幡さん» 早めに知ることで、夢主ちゃんにとって"特別な人"感を出したくて教えちゃいました…！面白くなるように頑張るので、これからもよろしくお願いします！ (2020年6月28日 9時) (レス) id: b24e049306 (このIDを非表示/違反報告)
因幡(プロフ) - …snさん…なんでそこで教えちゃうんですかぁ〜もうちょっと後のほうが面白いのになぁ〜 (2020年6月28日 1時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
ロード(プロフ) - 零斗さん» 更新しながら、面白くなっているか不安だったのでそう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます。グルッペンさんですね！他にいらっしゃらなかったらグルッペンさんで進めていこうと思います。 (2020年6月18日 21時) (レス) id: b24e049306 (このIDを非表示/違反報告)
零斗 - 最近見始めたのですが、とても面白かったです！落ちはグルッペンがいいです。よろしくお願いします。これからも更新頑張って下さい！ (2020年6月18日 19時) (レス) id: 300461bf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロード | 作成日時：2020年6月5日 23時
