止められない運命 その1 ページ4
賑わう街の中にランカ達は上陸すると
トムの元へと向かった
ト「…ん？」
『今日わ、造船技師のトムさんですね…本日はお話に参りました』
と、ランカの背後から砲弾が飛んでくる
ランカは腰にしていた刀をスルリと抜くと
砲弾を受け流し誰もいない海の方へ落とした
少しして海で爆発するが怪我人などいなかった
ト「！…あんた…」
『私はサイファーポールＮｏ．５のランカだ。』
すると、コチラに走ってくる海パン少年がいた
フ「悪りー！誰か砲弾当たってねぇか？…あれ？何で爆発してねーんだ？」
ア「この人が受け流してくれたんだよ！バカかお前は！！」
と、ランカは口を開く
『それは構わないが…君、気をつけた方がいい』
フ「あ？」
『例えその気が無かったとしても、強力な武器は時に大切なものさえ見境なく壊してしまうものなのだから』
フ「っ！…すまねぇ…」
と、ランカはトムに目を向ける
ト「世界政府か…裁判の事か？」
『いえ、それとは別件です。忙しい時に申し訳ありませんがお時間少々頂けますか？』
そして2人は倉庫へと行く
『各自待機。勝手な行動はするな』
「「「「はっ！」」」」
フランキー達も小屋へと戻っていく
ランカとトムは対峙していた
『私がここへ来た目的はただ１つ
たった１つ質問しに来ただけだ』
ト「…っ…」
『貴方は…古代兵器の設計図を持っているか？』
ト「っ！………知らん、そんな物の設計図は持っておらん…！！」
ランカのオーラに気圧されながらもトムは言い切る
ランカはトムをじっと見つめるとー
『…そうか、時間を取らせて済まなかった。話は以上だ』
と、ガタリと立つとトムは目を見開く
ト「なっ…！？」
『あぁ、そうだ。』
そう言うと、ランカは少し楽しそうに笑う
『海列車。あれは本当に素晴らしいものだ…君が3日後無罪になるのを祈っているよ』
トムは今度こそポカン…としたまま(ランカ)を見送ったー
『各自帰還するぞ』
「えっ、設計図は良いのですか！？」
『設計図を手に入れることが目的ではない。無罪の人間がそれを所持していたら無罪にならないからそれの確認に来ただけだ…しかし、折角来たのだから偉大な造船技師が無罪になるのを見るのも悪くはないな』
「そうですね！」
「あの海列車も素晴らしいものでしたし！」
と、楽しそうに話すランカ達とは少し離れて歯をくいしばるのは部下であり兄であるスパンダム
ス「認めねぇぞ…！このままトムを無罪にさせてたまるか…！！」
そして、運命は回り始める
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カナタ(プロフ) - イゾウRAVUさん» コメントありがとうございます！すみません、どこか見つけられなくて訂正出来ていません……見つけ次第直させて頂きます！何時も読んで頂きありがとうございます！これからもよろしくお願い致します(^^) (2018年12月11日 23時) (
レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - 赤色はルビーですよ！ (2018年12月11日 21時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 闇夜((闇と夜の守護者さん» この頃はまだ導入編でしたので…懐かしいですよね|ω`) (2017年6月19日 20時) (レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
闇夜((闇と夜の守護者 - うわぁ平和ぁ (2017年4月24日 18時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ぱふぇさん» コメントありがとうございます！そうなんです！漫画であの表現見て凄く好きで！気がついてもらえてとても嬉しいです！これからもよろしくお願い致します┏○ﾍﾟｺ (2017年4月8日 21時) (レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2016年11月4日 16時
