その2 ページ37
緑谷とオールマイトが話す中
ランカはゆらゆらと立ち上がると
オールマイトにコアラのようにしがみついた
オ「What！？…どうかしたのかね？」
『…オールマイト、ボロボロ…私の個性で…少しは…むにゃ…』
緑「ランカちゃん…」
オ「…有難う、ランカくん」
そこで、ランカはゆっくりと眠りに着くのだった
話が終わったところで、オールマイトがランカを軽く揺らす
「…」
開いたランカの目は赤く揺らめいていた
緑「あ…レンちゃん…」
「ちゃんなんて呼ぶな、気持ち悪ぃ」
パッと体を話すと、1つ伸びをする
緑「あれ、ランカちゃんは…？」
「個性を使いすぎたから少しだけ俺が乗っ取らせて貰った…さて…随分弱々しいなぁ？平和の象徴」
オ「…まだまだ、君に負けるつもりはないがね」
「けっ！…おい、モブモジャ」
緑「モブモジャ！？」
「精々、埋もれちまわねぇように足掻け。お前が成長したその時をぶっ壊すのが俺の楽しみの1つなんでな」
緑「あ、相変わらずで…」
「…ちっ、回復が早ぇことで…じゃ…な」
そこで、目を閉じて、また開く
美しい青い瞳がそこにあった
『…うん…オールマイト…体調は…？』
オ「あぁ、だいぶマシになったよ！有難う」
『…うん…行こうか、出久くん』
緑「うん！…オールマイト…僕、頑張ります！！」
そう言って出ていく2人に
オールマイトは少しだけ眩しそうに目を細めたのだった
放課後、1Aの前には沢山のギャラリーが
ランカは何故か爆豪に背負われながら寝ていたがざわつきに流石に目を覚ました
『…んぁ…っ』
そこで、漸く爆豪と対峙しているのが
心操だと言うのに気がつく
心「…やっぱり、ランカ…1Aだったんかよ…」
その目は何処か哀しそうで
ランカは声をかけようとするが、心操が先に目を逸らしたのでその声を飲み込んだ
『…勝己くん…ちょっと…行ってくる』
爆「あっ？」
先に行った心操をランカは走って追いかけるのだった
『…っ…人使くんっ！』
心「っ！…」
呼ばれ、止まる心操
ランカは目の前にしっかり立つ
『…人使くん、私ー』
心「体育祭」
『へ…』
心「終わったら、しっかり話聞くから」
そう言って立ち去っていく心操に
ランカはただ見送る事しか出来ないのだった
そして各々が準備をしていき
とうとう雄英体育祭は本番を迎える
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カナタ(プロフ) - からさん» コメントありがとうございます！全く意識していませんでしたが、そうですね…SFではありませんが、楽しく読んでいただければうれしいです！ (2018年7月4日 18時) (
レス) id: fb7eb0f65b (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 小枝さん» コメントありがとうございます！お返事遅くなり本当にすみません…リクエストありがとうございます！ぜひまだ読んでいただけているのならお待ちしております！ (2018年7月4日 18時) (レス) id: fb7eb0f65b (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - SATOUKIBIさん» コメントありがとうございます！！今は原作沿いを更新していますが、そういう話も少しだけ考えております！まだ読んでくださっているのならこれからをお楽しみください！お返事遅くなり本当にすみません！！ (2018年7月4日 18時) (レス) id: fb7eb0f65b (このIDを非表示/違反報告)
から - 題名がアンドロイドは電気羊の夢を見るか見たいな題名ですね…(汗) (2018年7月3日 1時) (レス) id: eaea3a9226 (このIDを非表示/違反報告)
小枝 - とっても面白いですね、一目惚れしました（笑）もしよければリクエストしてもいいですか？ (2017年11月29日 23時) (レス) id: db4ebcd82a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2016年10月29日 1時
