その2 ページ25
校門のバリケードはボロボロに破壊されていた
ランカはそれを見てため息を吐く
「ー随分な挨拶じゃねぇか…あぁ？病弱野郎」
と、身体中に手を貼り付けた不気味な男は
ランカをジッ…と見つめる
弔「お前…普通じゃないな…慌てるわけでもマスコミを払うわけでもなく…ここに来るなんてな」
「嫌なオーラを感じたんでな…ビンゴだ。一目見てここまで嫌悪感を感じたやつは初めてだよ」
弔「俺は逆だ…一目見てここまでこちらに欲しい人材だと思ったのは初めてだよ」
門はお互い決して超えてこない
ランカは顔を歪める
「俺たちは相容れない存在だと思うぜ？」
弔「どうかな…？またくるよ…俺は死柄木 弔…あんたは？」
「…レン」
弔「…(別人気)…あぁ、また会おうね」
そして、静かに去っていく死柄木を
ランカは目を細めて見つめていたー
屋上でランカは一人気持ちよく眠る
ふと、太陽の光を遮るように影がさす
ランカは目をゆるりと開ける
そこには校長がたっていた
ランカは赤い瞳を根津校長に向ける
「…校長が何のようだ？」
根「いやぁ、天海君の秘蔵っ子を見にね！それにしてもいいお昼寝スポットだね！」
と、隣に座る根津に
ランカは特に反応せず前を向く
根「…ねぇ、一つ聞きたいんだけど…さっき校門を壊した敵…心当たりあったりとかする？」
「ねぇな…俺を作った馬鹿どもは俺直々に始末してやったし…それはツバサが一番知ってるだろ。お前が聞いた方が早いぞ」
根「…そうだね！疑ってごめんね！」
「…別に」
本当にどうでも良いようにランカは遠くを見つめる
「…ただ、懐かしい臭いがした」
根「えー」
「それだけだ」
そして、去っていくランカを
根津はただただ見つめていたー
結局は飯田君が委員長となったのだったが
ランカはスヤスヤと眠りこけるのだったー
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カナタ(プロフ) - からさん» コメントありがとうございます！全く意識していませんでしたが、そうですね…SFではありませんが、楽しく読んでいただければうれしいです！ (2018年7月4日 18時) (
レス) id: fb7eb0f65b (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 小枝さん» コメントありがとうございます！お返事遅くなり本当にすみません…リクエストありがとうございます！ぜひまだ読んでいただけているのならお待ちしております！ (2018年7月4日 18時) (レス) id: fb7eb0f65b (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - SATOUKIBIさん» コメントありがとうございます！！今は原作沿いを更新していますが、そういう話も少しだけ考えております！まだ読んでくださっているのならこれからをお楽しみください！お返事遅くなり本当にすみません！！ (2018年7月4日 18時) (レス) id: fb7eb0f65b (このIDを非表示/違反報告)
から - 題名がアンドロイドは電気羊の夢を見るか見たいな題名ですね…(汗) (2018年7月3日 1時) (レス) id: eaea3a9226 (このIDを非表示/違反報告)
小枝 - とっても面白いですね、一目惚れしました（笑）もしよければリクエストしてもいいですか？ (2017年11月29日 23時) (レス) id: db4ebcd82a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2016年10月29日 1時
