練習生のあの子。 (ページ9)

今日:47 hit、昨日:68 hit、合計:142,899 hit

関係ページ9

「…てことで、デビューする、なんか。」

yg「ラッキーじゃん」

「軽いなぁ」

練習終わり、ユンギヒョンと雑談。今日から練習に加わって、練習生の大変さを知った。

昼から夜までずっと、ひたすら練習。

頭がおかしくなりそうだった。

もう辞めてやろうかとも思った。まだ一日目だけど。

yg「上手くやれよ、まずその性格からだな」

「自分でも思う」

yg「無愛想でキツいとこオレと似てんな」

「そりゃあユンギヒョンみて育ったから」

ガハハと笑うユンギヒョン。そろそろ時間だと言うのでユンギヒョンと作業室を出た。

yg「んじゃ」

「じゃ」

練習室へ向かう途中の廊下の角を曲がろうとするとボムギュが突っ立ていた。

「？？なに」

bg「ゆ、ユンギ先輩と仲良いの、？！！！」

「いや、僕とユンギヒョンは」

bg「ユンギヒョン？！！！」

yj「おいボムギュうるさい〜」

練習室からひょこっと顔を出したヨンジュニヒョン。そうだ、この人達からしたらユンギヒョンは憧れの先輩だ。あのユンギヒョンが…ちょっと笑ってしまいそう。

bg「A、ユンギ先輩と仲良さそうに話してた！！」

yj「え？ユンギ先輩と、？ま、まじ？！」

sb「ぇ、ほんと？」

th「どういう関係ですか？」

hk「わぁ、あのユンギ先輩と…」

どんどん事が大きくなっていって、みんなに詰め寄られる形になった。

「いや、僕とユンギヒョンは、」

いや。従兄弟だと言ったらユンギヒョンのコネで入ったと思われるのか？変な誤解を生むかも。

bg「ユンギ先輩とは？！」

「あー…いや、全然仲良くない。うん。」

sb「そうなの…？でもヒョンって呼ぶ仲なんでしょ？」

「ぃや、よく偶然会うだけです」

yj「いいな〜オレまだ話したことない」

hk「恐れ多いですよね…」

th「僕はジョングク先輩に会いたい」

sb「ん〜分かった、ファンとして会いに行けばいいんじゃない？ライブとかサイン会とか」

bg「スビニヒョンがそんなことしてる間に僕達は練習してもっと上手くなってますよ」

sb「ヤー！！」

仲良くなりたい、なんて目を輝かせている皆をみたら、この人達は憧れの人を追いかけて本気で努力しているんだな、と感じた。

言わなくて良かった、危な。