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君が必要 ページ8

デビュー?この6人で?




もちろんその中には僕も含まれている訳で。
デビューなんか、出来るわけない。
何より歌もダンスも未経験だ。暇な時にユンギヒョンと一緒に踊ってたくらいだし、歌も聞くのが好きであって。







「…僕はデビュー出来ません。」


sb「え?どうして?僕達マネヒョンから話を聞いてたんだけど、すごい子が来たって言ってたし、練習していくうちに、」

「僕は事務所に入ったばかりです、何年も練習生をやってきた人達がデビューするべきです。」

hk「Aヒョン、そんなこと、」

「ごめん、なさい。」

yj「………まだAのダンス見てないからさ、踊ってくれない?好きなのでいいよ」

「いや、僕」

bg「僕も見たいなAのダンス」








結局ユンギヒョンとよく踊っていたFakeLoveを踊ってみせた。今思えばヒョンの練習に付き合った日が懐かしい。









th「…すごい、」

hk「ほんとにダンス未経験ですか?!」

sb「ねぇやっぱりAには才能があるよ」

「………」


yj「なぁA」

「はい、」

yj「正直お前が入るってなった時すげぇムカついた。俺は何年もかけてやっとデビューを掴み取ったのに、なんでこいつはって」

「だったら、」

yj「でもAの歌声を聴いて、今の踊りを見て、Aはチームに必要だとだと思う。一緒にデビューしたい。」









ヨンジュンさんの言葉は僕の脳みそにガツンと響いた。


必要、だなんて僕に言うなよ。

優しくしないでよ。








yj「オレ達と気持ちは…違うだろうけど、オレ達はみんな同じ。Aとデビューしていきたいんだよ。」

「………」

sb「A、出会ったばかりだけど僕もAと一緒に頑張りたい。」

bg「オレも、一緒なら絶対楽しいし!」

th「Aヒョンが居ればいいチームになりそうです」

hk「Aヒョンにダンス教えて欲しいです!」









"一緒にデビューしよう"

僕を必要としてくれている気がして、涙が溢れそうになった。

誰にも必要されず愛されず、ボロボロになってしまった僕も受け止めてくれるだろうか。


きっと受け止めてくれる。この5人なら。











「……ありがとうございます、僕を選んでくれて」

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おしお(プロフ) - デビューした後の話もみたいので続けてほしいです! (2023年4月16日 8時) (レス) @page33 id: c50932ce86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うゆ | 作成日時:2023年2月26日 18時

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