こネタ ページ30
Ee.11 好意が反転！？
「A！！」
『っぁ......』
——数分前
『ですから太宰さん！ 今日は自 殺やめましょう！？』
「厭だよ。俄然、やる気が湧いてきた。」
『そんなぁ......』
今朝目が覚めた時、云いようのない寒気がして、背中に汗が伝った感覚を思い出す。今日は、屹度何かよくない事が起こる。
そんな気がしてならないので、こうして太宰さんに危険なことをしないでと頼み込んだが逆効果だった。太宰さんにとって、遠足日和に遠足に行くなと云われてるようなもんなんだろうなぁ。
「然し気になりますね。Aちゃんの勘はよくあたるし。」
確かに......と私の話を傍で聞いていた谷崎くんと国木田さん、敦君が眉間に皺を寄せる。今日に限って、乱歩さんは居ない。
「すみません、武装探偵社ってここですか？」
探偵社の扉から頭を低くして覗き込む来客に忙しない一日の始まりを感じる。
『はい！ ご依頼ですか？』
「ええまぁ。」
茶を頼む。と云われたので、一連の案内役は私ということだ。
応接間に通そうと、外開きの扉を開ける。
『！！』
「A！」
と、ここまでが。私の記憶。
・
・
・
「ふっ、ははは。ハハハハハ！！ ちょろいもんだなぁ探偵社！ こんなにも簡単に罠にかかって呉れるとは」
やって来た男は依頼人ではなく、襲撃者だった。彼は素早い動きでAさんの額に触れ、その直後、Aさんは床に倒れた。
「異能力者か」
国木田さんはそう零し、じっと構えた。僕も何かできないか、でも相手の異能力がわからない。しかも、不意を突かれたとはいえあのAさんが一瞬でやられてしまった。
「あはっ。その顔、僕の異能がどんなものか知りたいって顔だぁ。いやはや愉快。」
Aさんは男に抱えられてしまっているので、誰も手を出す事が出来ない。
筈だった。
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サヤカ(プロフ) - ゆきさん» 優しすぎる！！(泣)大好きと言ってくださりありがとうございます……(嬉泣) (2022年6月18日 0時) (
レス) id: 2320ebad55 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - サヤカさん» いえいえ！大好きな作品の手助け(？)が出来るなら本望です！ (2022年6月17日 23時) (レス) @page16 id: 4e362c00f0 (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんありがとうございます！助かりました。指摘させてしまいごめんなさい、自分で気付くべきですよね。何から何まですみません。コメントありがとうございました。 (2022年6月16日 21時) (レス) @page16 id: 2320ebad55 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - いづれもじゃなく、いずれもだと思いますよ (2022年6月16日 19時) (レス) @page16 id: 4e362c00f0 (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - シリアスいいですよねぇ......書くのも楽しいです(皆ごめん皆ごめんほんとごめん) (2022年6月14日 15時) (レス) @page15 id: 560ee3c2e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤカ | 作成日時：2022年5月10日 10時
