�機兵＿鵑鰐斉�） ページ2
【——————あと四日】
磯の香り。塩の味、しょっぱい..................
......さみ......しい............？
「―――ん！ ――くん！ 起きるんだ、Aくん。」
『んん......ひろつさん？』
ここは
「未だ寝惚けているのかね。馴染みの部下になったからと、気を抜いているのではないだろうな。」
『いいえ、昨日、ちょっと夜更かししちゃって......』
「……全く、冗談はよすんだ。ポートマフィアに身を置きながら夜更かしとな？ Aくんと話していると本当に気が抜ける」
眉間に手を当て空を仰ぐ広津さんに、もしや怒らせたかとすぐ起き上がって謝る姿勢をとる。
『申し訳ありま
「怒っている訳ではない。呆れてるんだ。」 ひぇ......』
呆れる？ 広津さんの事好きだし、嫌われたくない。
『広津さんごめんなさい。次からはちゃんと！ ちゃんと寝てくるから、もう昼寝しないから、だから......』
広津さんが口を開いて、閉じて。今度は俯いてしまった。
「もうよい。」とため息をついて、「充分な技量も伸び代もあるにも関わらず、君に役職が就かないのは、矢張りそれが原因か。」とぼそり。
礼儀作法をもっと勉強するべきなのかもしれない。今度の非番に図書館にでも行こうかな。
雲の無い青空は、陽の光を直に届けてくれる。ギラギラとした光じゃなく、本当に、ポカポカとした、優しい光。それが黒い服に吸われて、私の肌にじわじわと広がっていく感覚。それが、やけにしっかり伝わってきた。
『どうして此処まで？』
「嗚呼、」
聞けば、私と居るはずの部下が、私を知らないと云うから、探しに来てくれたそう。
組織に入る前からこうやって目を掛けてもらっているから頭が上がらない。百人長なんだ、忙しいだろうに。
「2，3ヵ所探したら諦めるつもりだったよ。」
広津さんは、疲れた顔をしていた。まだ私がポートマフィアに加入する前、森さんがよく見せた表情。
ポートマフィアに絶対の忠誠を誓い、ポートマフィアと共に生ききろうとしている広津さんを、私は、尊敬している。
私は......
——————
黒の時代編は、今迄の関わってこなかったポトマキャラがジャンジャン！ってほどでもないけど出てきます((
前日譚で、信者ちゃんは決して“太宰さんを好きな自分が好き”って子ではない。と言いました。でも恋する乙女は自分も愛してやらねばと私は思います。(なんの話？)
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サヤカ(プロフ) - ゆきさん» 優しすぎる！！(泣)大好きと言ってくださりありがとうございます……(嬉泣) (2022年6月18日 0時) (
レス) id: 2320ebad55 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - サヤカさん» いえいえ！大好きな作品の手助け(？)が出来るなら本望です！ (2022年6月17日 23時) (レス) @page16 id: 4e362c00f0 (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんありがとうございます！助かりました。指摘させてしまいごめんなさい、自分で気付くべきですよね。何から何まですみません。コメントありがとうございました。 (2022年6月16日 21時) (レス) @page16 id: 2320ebad55 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - いづれもじゃなく、いずれもだと思いますよ (2022年6月16日 19時) (レス) @page16 id: 4e362c00f0 (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - シリアスいいですよねぇ......書くのも楽しいです(皆ごめん皆ごめんほんとごめん) (2022年6月14日 15時) (レス) @page15 id: 560ee3c2e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤカ | 作成日時：2022年5月10日 10時
