私はポートマフィア首領補佐官。

五十九 ページ16

「迎えに来てくれたの？」


「……心配、した」


「ありがとう」


敦と鏡花が話し、鏡花に敵対した目を向けている
紗夜の隙を見計らってAは森に耳打ちする


「森さん、そろそろ」


「そうだね、それでは私達は失礼するよ」


Aは抱きついたまま紗夜に目を向けている
エリスを抱き上げた


「わっ、！」


「もう居なくなられては困るので、」


Aはエリスに微笑んだ


「ふふっ、Aは女の子なのに
まるで王子様みたいね！」


「ありがとうございます」

去り際、敦が口を挟む

「あのっ、助言ありがとうございました

そういえば、お医者さんなのですか？」


森「元医者だよ。そしてこちらは医者の時から助手の夜桜Aちゃん。

私は、今は小さな寄合の仕切りや中年さ


少年、どんな困難な戦局でも必ず論理的な
最適解は有る 混乱して自棄になりそうな程、
其れを忘れてはいけないよ」


「！」


森達が去ると、鏡花が携帯を落とし、
膝から崩れ落ちた

「鏡花ちゃん!?」
「鏡花ちゃん…!?」







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
コツ、コツ、暗い路地裏に靴音が響く


「楽しい一時だったよ

Aちゃんの新たな1面も見れたしね


私も同心に返って異能で敵をばっさばさと
やっつけたくなったよ」


森は笑いながら言う


「中年には無理」

「無理しないでくださいよー」(棒)


「非道い！Aちゃんに至っては
有難いけど棒読みだよ!?









私は之でも＿＿」

目の前には死体を囲む人達 Aも其処に並ぶ

森が其処に行くと、Aも揃って皆が膝を着いた


「之が組合の刺客かね？」


「はい」

「探偵社に組合、我々も又困難な戦局と云う訳だ

最適解が必要だね



組合も、


探偵社も、



敵対者は徹底的に潰して…





殺す」




ポートマフィア首領(ボス)
森鴎外


異能力＿"ヰタ・セクスアリス"

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