検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:49,486 hit

四十八 ページ5

________________________
敦side

「賢治君は一体何処に行ったんだろう…」


「まぁ、考えたって仕方ないよ。取り敢えず
早いところ捜索に向かおう」

僕達、僕と谷崎さんは昨日失踪した賢治君の
捜索に向かうところだった


「ナオミも着いて行きますわぁ!」


「!?ナオミ!」


「ね?いいでしょう?」


「だ、駄目だ 危険すぎる!」


「危険は社も同じよ、建物ごと消されるわ」

ナオミさんが谷崎さんに言った。


「お、お2人共……」


2人の会話には僕は入れず、
ただその場に佇むだけだった。
_______________
「ナオミ、やっぱり危険だよ」

「それでも行きますわ!
こんな時に兄様と離れたくない!」

「でも!」


2人の長い口論が気になり、さすがに僕も
口を挟む

「ま、まぁまぁお2人共。早く賢治君
探しに行きましょう?」


「ほら、敦さんもこう言っておりますわ」

「敦君、君と違って妹には異能が無いんだ
捜索と言っても普段よりかなり大規模…

足を引っ張る」

その時、

「あのぉっ!私も行きますっ!」


「「え?」」

谷崎さんと声が揃う


ナオミさんに異能力は無い。
紗夜さんには異能力があるらしいけど…
太宰さんが"役になんて一切たたないよ!
あんな異能"って
言ってたし……


信号が青に変わる


「と、兎に角!ナオミも紗夜さんも社に戻るんだ!」


「私だってぇっ、賢治君をたすけた___」



途中で、紗夜さんの言葉が止まる。
僕達は慌てて振り向いた


「ナオミ……?」


紗夜さんと、ナオミさんが
その場から消えていた。

四十九→←四十七



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (180 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
354人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

結月虎(プロフ) - まゆさん» 有難う御座います、更新頑張らせていただきます (5月25日 16時) (レス) id: bbf9eac14e (このIDを非表示/違反報告)
結月虎(プロフ) - 紫苑さん» コメント有難う御座います、次の休みには更新出来るように頑張ります(名前変わってますが使ってたアカウントが消えてしまっただけで中身は同一人物です) (5月25日 16時) (レス) id: bbf9eac14e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 森さんが最推しなので釣られました♪(笑)とても面白い作品で、いっきに読んでしまいました!!これからも頑張ってくださいね♪応援しています!!(*^-^) (5月16日 23時) (レス) @page36 id: e4a4033c2e (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - おもろッッッ!!!最高です続き待ってます (2023年4月9日 8時) (レス) @page36 id: cb3ab3862d (このIDを非表示/違反報告)
ユメ。(プロフ) - 草華さん» 有難うございます! (2023年3月22日 18時) (レス) id: bbf9eac14e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユメ・アッカーマン x他1人 | 作成日時:2022年11月9日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。