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幸
『…私最悪だ…』
事前にお泊まりと把握していた為、あらかじめ用意してきたパジャマに着替えて寝る時はいつも一緒のブタのぬいぐるみを抱きかかえて大きなベッドに潜り込んだ
『あんなこと急に言われたらトンちゃん、困るよね…』
ひた隠しにしてきた"それ"を打ち明けてしまった。トンちゃんどう思ってるんだろ、またいつも通りに話せるかな、でも汚いって思われてたら…
一気に消えていく自信と押し寄せてくる不安
怖いよ、1人になるのは
なんだか泣きそうになったけど堪えて、ぎゅっとぬいぐるみを抱き締めて目を瞑る
明日にはなかったことにならないかな…
なんて考えているとトンちゃんが部屋に入ってくる音がした。狸寝入りしちゃえ、
暫くすると隣でゴソゴソと布団が擦れる音
トンちゃんと同じベッドで寝てる…！！
…ってダメダメ、喜んじゃ。もしかしたらトンちゃんは嫌々一緒に寝てるのかもしれないし
tntn「…A起きてるか？」
『…』
tntn「どうせAの事やから不貞寝でもしてるんやろ」
…バレてる
tntn「まぁ何でもええけどよ…。……俺な、Aの話聞いて色々考えてたんよ」
『…何を』
トンちゃんの方へ向き直って聞いてみると、トンちゃんは「起きとんのかい」と少し微笑んでから言葉を紡いだ
tntn「俺はAを幸せにできてるか、って」
『！それは、』
tntn「俺はAの事情をなんも知らんと一緒に過ごしてきた。もしかしたら俺はAを知らん間に傷つけたこともあったかもしれん、から俺はAを幸せには、」
『できる…！』
tntn「！」
『トンちゃんは私のこと幸せにできる！できてる！私、トンちゃんと一緒にいられるだけでいいの…でもトンちゃんは私のこと汚く思ってるかもしれないし、嫌ってるかもしれない…けど、けど…！』
tntn「ちょ、待て、ストップ」
『んんっ！』
突然トンちゃんに口を抑えらて言葉を遮られる
…トンちゃんの手大きい…
tntn「いつ俺がお前のことを汚いとか嫌いって言うた？」
『…？だって、普通あんな話聞いたら…』
tntn「何思って言うてるか知らんけど、俺はAの事を一度も汚いって思ったことないから」
『…え、』
tntn「更に言うなら嫌いとも思ってへんから」
『え、え…！？』
フッと笑うトンちゃんと焦る私
『えっと、あの、それって…！』
tntn「あぁ、俺はAのことが好きやねん」
無邪気な笑顔を浮かべるトンちゃんに胸がずっきゅん。
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きゃらめる@tn.zm.em推し - これがツンデレですね (2018年10月20日 2時) (
レス) id: 43bc4b2371 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめまくら(プロフ) - fukaさん» コメントありがとうございます！次作も読んでいただけると幸いです…(uωu) (2018年3月5日 1時) (レス) id: 41a15ab2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめまくら(プロフ) - 千早さん» コメントありがとうございます！色んな作品を読んで下さったとは…！これからも頑張ります(^○^) (2018年3月5日 1時) (レス) id: 41a15ab2f9 (このIDを非表示/違反報告)
fuka(プロフ) - 完結おめでとうございます!私も見ててとても楽しかったです。次作も楽しみです!これからも、頑張ってください!!! (2018年3月4日 22時) (レス) id: 70d24782eb (このIDを非表示/違反報告)
千早 - ほとんどのゆめまくらさんの小説を読ませていただいてるんですが、どれも素晴らしくて読み入ってしまいます、(笑)お忙しいかもしれないですが体調に気をつけてこれからも更新頑張ってください！ (2018年3月2日 16時) (レス) id: cbe6e35f7b (このIDを非表示/違反報告)
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