【wrwrd!】書記長が好き過ぎて！【tntn】

1 ページ1

好








『トンちゃんトンちゃん！隈がすごいよ。大丈夫？寝てる？私が膝枕してあげよっか？』

tntn「まだ仕事あるからいらん。お前もはよ資料提出しろ」


段々働かなくなってきた頭。心配する割には資料を提出しないAの額をピンッと弾く。


『トンちゃんにデコピンされた…！今日は良いことあるかも！』

tntn「あ、ちょ、さっさと資料提出しろって！……はぁ…」



自分で言うのもあれだが、どうやら俺はAに好意を寄せられているらしい。

けど俺はAの素性をイマイチ知らない。彼奴に関する資料はグルさんによって禁書域に収められた。

分かることといえば、年相応の知識が身についてないこと、我が国の殲滅隊に入ってること、ぐらい。


…まぁ何はともあれ毎日アレの世話を焼いてるってことや。

…にしてもなんで俺が好かれてるんやろ？遊ばれてるんか？いやでもあの目は本気やし…


tntn「やっぱよく分からへんわぁ…」

knsm「Aのことか？」

tntn「そーそ、Aのこと…。…お前いつから入ってきたん」


声に気づきパッと振り返ればそこにはコネシマが立っていた。怖い。


knsm「さっきやけど。せや、はい資料！」

tntn「え、あのコネシマが？」


資料提出期限切れおよび未提出常習犯のコネシマが期限通りに提出。やばい隕石降るぞ


tntn「…まぁこれが普通なんやけど、お前にしちゃよく頑張った」

knsm「せやろ！にしてもトントンが褒めるって珍しいなぁ！」


馬鹿でかい声でひと笑いしてから書記長室を後にしたコネシマ。



tntn「…俺そんなに褒めてんかったっけ」






.

2→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す