【wrwrd!】基本的に面倒な事は押し付けないでいただきたい

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my side






osmn「Aちゃーん！一緒に生徒会室行こっか！」

『え、ちょ、』


腕を組まれて引っ張られる。いやまぁ確かにアプローチかけるとか言ってたけど…


gr「何だ彼奴ら、付き合ってるのか？」

tntn「昼休み終わってから急に仲良くなったなぁ…」


そんなとこでボーッと見てないで助けてくれ。視線が痛くて死んじゃう。

そんなことを考えていると急に止まった歩行。え、何？


ut「マンちゃぁん…何でAちゃんと腕組んでるのかなぁ…？」


どうやら大ちゃんがオスマンくんの肩を掴んで動きを引き止めたらしい


osmn「ふふ、俺がAちゃんのこと好きやからアプローチかけてるんよ」

ut「は？ちょっと何言ってるかわからんのやけど。大体僕の方が先にAちゃんのこと好きやったんやし！」

osmn「女遊びが大好きな大先生が何を言ってるのやら…」

ut「あ"ぁ！？アンタはほも専やろ！」


突如始まった二人の取っ組み合い。
肩を持ち合いギリギリと力を込めてお互いに痛めつけている


『ちょ、こんな廊下の真ん中でそんな事してたら邪魔になる…』

ut「せやな！…こんなほも野郎がAちゃんと腕さえ組んでんかったらこんなことにはならんかったんやけどな…！」

osmn「元はといえば大先生が突っかかってきたからこんなことになってやな…！」


肩を摑み合い、睨み合いながら歩行する二人。歩幅とかが地味にあっていて何かシュール。


ut「Aちゃんはどう思う！？」

osmn「俺と腕組めて嬉しいやんな！？」

『…っふ、』


あのシュールな絵面の顔がコッチへクリンと振り返る。待っておもしろい。


『ちょ、も、ムリ…！面白すぎて、お腹よじれる…っふふ、ふ…！』

ut「え、ちょ、真剣に話し合っててやな…」

『まってタンマ…っふ、肩つかみ合うのやめてもらっていいかな…？』


これはアレだ、一時流行ったイ○スフォーリンラブにめっちゃ似てる


完全にツボに入った。

笑いすぎて腹痛くて動けなくなった私の頭の中ではあのシュールな動きが延々と再生されてる。…これはしばらく思い出し笑いするやつだ。



gr「…彼奴ら何してるんだ」

tntn「さぁ？」




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