Aぇ! groupってAぇ! やん！ (ページ2)

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▽Aぇ! になるまでページ2

『·····うそでしょ？』

向「、ホンマやで」

『……SnowManに加入するってことは関ジュじゃなくなるってこと？』

向「移籍する」

『…なんで、』

向「きっともう俺は関西にいたらあかんねん」

『意味わからん』

向「なにわ男子ができた今関ジュの中心はあいつらになる。もう俺やるたくんがおらんくても関ジュはやってける。」

『だからってなんで移籍なんて！』

向「このまま関ジュにおったら俺はデビューできんよきっと」

『そんなの…！』

向「分かんねん。このままじゃダメやって」

『じゃあ私も東京行く』

向「あかん」

『なんで！』

向「まだAにはやる事あるやろ」

『私だけ残れって言うの？』

向「Aはまだ若い。その分まだまだ関ジュでやれることあるやん」

『なんで、なんで置いてくの！
とーまも紫耀も！康ちゃんもっ……！』

向「A…」

「…嫌だよ、」

向「ホンマはずっと関西におりたいよ。」

「じゃあ！」

向「でも！このまま関西におっても何も変わらん。俺ももう年齢的にもラストチャンスやねん。

俺な、俺らがなにわ男子に選ばれなかったのはきっと意味があると思うねん」

『…意味』

向「俺らが輝ける場所は別にあるってことやない？
俺のその場所はきっと東京なんよ」

『じゃあ私は……？』

向「Aの輝く場所は関西や。
大吾や流星、なにわたちと一緒に俺らが作り上げてきた関西守ってや？」

『…康ちゃんは？』

向「俺は東京で関西の名前広めるために頑張ってくるわ。
で、お互い大きくなってまた一緒にステージ立つ！」

『…康ちゃんとデビューしたかった』

向「…っ俺も」

『東京行っても変わらないよね…っ？』

向「変わらんよ。絶対に変わらん。」

『ｸﾞｽｯ……っ』

向「もう泣かんでや～～っ…ｸﾞｽ」

「…ｸﾞｽｯ、康ちゃんもっ…ないてる、っ」

向「…っ東京で頑張ってくるな、ｸﾞｽｯ」

「…ｸﾞｽｯ、、私もっ」

向「…っ、大好きやでA」

どう足掻いても変わらない結末。
どう転がるか分からなかったけど、この別れは私史上最も辛かったと言っても過言じゃない別れだった。

自分の力じゃ何も変えられない。
悔しくて苦しくて、どうしようもなくて。

ただあの頃に、7人でステージに立って笑いあっていた頃に戻りたいと強く思った。

Aぇ! になる前のちょっとしたお話。