【小さくなった私の上司】*3 ページ6
降谷さんを一週間預かることになりました!
降谷さんがお風呂に入っている間に私もラフな服(Tシャツと短パン)に着替えてひと休み
少ししてテーブルにノートパソコンと持ち帰ってきた書類を置きカフェオレを用意して仕事を始めた
『やっと終わった〜!』
「お疲れ様」
『わぁ!い、いるなら声かけて下さいよ!びっくりするじゃないですか!』
書類を終えて息を吐くと目の前に降谷さんが座っていた
今終わったばかりの書類に目を通して確認してくれる
その間にキッチンへ向かいカフェオレとインスタント珈琲を淹れる
キッチンの棚の中を覗いていたら「大丈夫だな」と声が聞こえてきたので夜ご飯の支度をする
『降谷さん〜今日のご飯はどれにしますかー?』
「…………」
『味噌か醤油か塩か………どうしました?』
大量のカップ麺を取り出しテーブルの上に乗せると降谷さんが険しい顔でこっちを見ていた
降谷さんは黙ったまま立ち上がりキッチンへ向かうので後ろを着いていくと、冷蔵庫を開けたり棚の中を漁ったりしている
『遠慮って言葉知ってます?』
「桜井……いつもカップ麺か?」
『たまにコンビニ弁当も食べますよ』
そう言うとさらに眉間にシワを寄せた
私の家の冷蔵庫には水と氷しか入ってない、棚の中にはカップ麺が入ってるだけ……あ、お皿とかコップはあるよ大丈夫!
降谷さんが「食事は大切だ」とか「栄養がかたよるぞ」とかガミガミ言ってくるのを床に正座して聞いていると何度もため息をつかれる
「……その嬉しそうな顔はなんだ?」
『えーと、私今怒られてますよね?』
「……ああ」
『小さい降谷さんに怒られても全然怖くなくて、むしろめっちゃ可愛いです』
小さい降谷さんは怒っても可愛い
ニヤニヤが止まらないよ
スマホ取り出して写真を取ろうとすると
さらに怒られた
『カップ麺も美味しいでしょ?』
「まぁまぁだな」
家にある食べ物はカップ麺しかないので
渋々カップ麺を食べる降谷さん
手が小さいので大人用の箸が使いづらそうでなかなか食べれない姿が可愛い
可愛いすぎる
一週間大丈夫かな……
『あ、降谷さんにプレゼントがあるんでした!』
「嫌な予感しかしない」
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憂(プロフ) - りんさん» りんさんいつもありがとうございます(*´ヮ`*) (2017年9月20日 17時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 結愛シリーズ も話が面白いです続き楽しみにしてます (2017年9月19日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - りんさん» ありがとうございます笑更新遅くなりますけど続きも楽しみにしていてくれると嬉しいです( *´艸`) (2017年8月25日 10時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - Σ(゚Д゚ノ)ノ最高!!妄想が進む!! (2017年8月24日 12時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - りんさん» 小学生の降谷さん……いいですね。絶対かわいいです。作ってみます! (2017年8月23日 22時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:憂 | 作成日時:2017年8月21日 0時