【ボディーガード】＊4 ページ49
「いいじゃない！私安室さんの事応援してるのよ！」
『普通私の事応援するんじゃないの？』
「(人1)はね、ガードが硬すぎるのよ！安室さんが可哀想よ！あんなに好き好きアピールしてくる男なら浮気しないだろうし、大切にしてくれるって！そろそろOKだしなよ！」
確かに安室さんは一途そうだし警察官だから浮気とかはしないだろう
ただ、俺のイメージだと仕事に没頭し過ぎて「仕事と私どっちが大事？」とか恋人に言われてそう
『そういう心配はしてないよ』
「じゃあ、何が不満なのよ？」
『職業が自称探偵で喫茶店のアルバイトの掛け持ちの男と結婚して将来的に子供出来たとして不安定な年収で妻と子供を養っていけると思う？』
「あ、そこまで考えてなかったわ」
……まさかの経済的問題！？
まぁ、トリプルフェイスしてるなんて誰も思わないし想像も出来ないだろうけど
もし安室さんが警察官で結構上の立場で、車壊しても次の日には新車買えるぐらい経済的に余裕だって分かればOK出すってことだよな？
……女って怖い
夕日が入ってくるまで理想の恋人の話を続ける二人は絶対俺がいることを忘れてる
つーか、仕事は？
やっぱりデザイナーって嘘なのか？
『あ、コナンくんそろそろ送っていくよ』
「あ、忘れてたわ！ごめんごめん！」と菜々さんは俺の頭をぐりぐり撫でて「気を付けて帰ってね〜」と手を振ってくれたので笑顔で手を振り返す
(人1)さんと手を繋いで帰る道
夕日が沈んで暗くなってきた時
後ろから同じテンポの足音が聞こえてきた
繋がれた手をぎゅっと握り締められた
『コナンくん巻き込んでごめんね』と言い(人1)さんは振り返る
『私に何か用ですか？』
「………」
黒い帽子を目深に被った男は無言のまま懐からナイフを取り出して声を上げ走ってきた
手を離して麻酔銃を構え男に狙いを定めてスイッチを押す前に大きな影が(人1)さんと男の間に入ってきた
見覚えのあるグレーのスーツに金髪
安室さんはナイフを素手で受け止めていた
血がナイフを伝って地面に落ちる
「彼女に指一本でも触れてみろ。どうなるか……わかるよな？」
安室さんが低い声で警告し睨みつけると男は悲鳴を上げて走り去った
「風見行け」と部下数人に男を追うよう指示を出す
安室さんは固まって動けなくなっている(人1)さんへいつもの優しい笑顔を向ける
「怖い目に合わせてしまってすいません」
「家まで送ります」
(人1)さんは何も言わずに頷いた
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憂(プロフ) - りんさん» りんさんいつもありがとうございます(*´ヮ`*) (2017年9月20日 17時) (
レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 結愛シリーズ も話が面白いです続き楽しみにしてます (2017年9月19日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - りんさん» ありがとうございます笑更新遅くなりますけど続きも楽しみにしていてくれると嬉しいです( *´艸｀) (2017年8月25日 10時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - Σ(ﾟДﾟﾉ)ﾉ最高!!妄想が進む!! (2017年8月24日 12時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - りんさん» 小学生の降谷さん……いいですね。絶対かわいいです。作ってみます！ (2017年8月23日 22時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憂 | 作成日時：2017年8月21日 0時
