神田ユウ夢小説 (ページ7)

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【子供になっちゃった神田くん】ページ7

『きゃぁーーーー！！！！』

お昼12時丁度、教団内に主人公の悲鳴が響き渡った。
そこに駆けつけたのはいつものメンバー。
アレン・ラビ・リナリー。

「主人公！何したんですか！？」
「でっかい声出してどうしたさぁ？」
「どうかしたの！？主人公」

主人公が何かやらかしたと決めつける3人。

『きゃーーー♡』

そんな3人にも気づかずに主人公の黄色い声がまた響く。
主人公は何かを抱き締めているようだ。

もごもごと動く黒い塊。時々聞こえる高い声。

だんだん見えてきたそれは

ティモシーぐらい…よりも小さめな神田ユウの姿。周りの人は呆れて声すら出ない。

『神田くん！神田くんが！きゃー！
可愛い！すっごくかわいい♡』

「うるせぇ！耳元でデカイ声出すな！バカ！抱きつくな///」

バタバタ暴れる真っ赤な顔した神田を無視して主人公は後ろから神田を抱き締めている。

『いや！ずっーとこうしてたいの！』

「おお、落ち着け！バカ///」

「2人とも落ち着きない」

リナリーの鶴の一声で静寂が訪れた。

神田がブックマンの服に着替えたところで、どうしてこうなったのか聞いてみると。

『神田と座禅してたらジジィが来てね。お茶をくれたの。２つ。それを飲んだら神田くんが小さくなっちゃった♡』

へえ♡と聞こえそうなトーンで主人公が話し出す。この間の食堂での話でも聞いたジジィのイタズラだろう。

「ジジィはどこ行ったんさ？」

『…知らない。神田くんに夢中でいつの間にかいなかったよ？』

「…黙れ//」

「…神田のどこがかわいいんですか？」

『アレン！分からないの！？いっぱいあるよ！目が大きくてでも目付き悪くて、睨まれても上目遣いにしか見えないし、髪長いから女の子にしか見えない！それに肌もすべ…』

「主人公。落ち着きなさい」

リナリーのにっこり笑顔に主人公は神田を盾にして黙った。