神田ユウ夢小説 (ページ5)

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【夢】ページ5

神田くんは顔を真っ赤にして私を見つめる。
何か喋っているようだけど、声が聞こえない。

神田くんが私の頬に手を当て、綺麗な顔がだんだん近づいてきて唇に息がかかる。
私は目を閉じて…

『て、いう夢を見たの。神田くんは熱測るときおデコくっつけるタイプなんだね』

「……いやいや、違うでしょ。てーか何で夢でまでバ神田が出てくるか分からない。」

『…違うの？』

「ええ、神田は熱あっても測らないタイプね」

『ああ！確かにそうだね！リナリーさすが』

「問題はそこじゃないさー」

いつもの3人と食堂でお決まりのお昼ご飯タイム。
私が今朝見た夢の話をしながらお食事中。

「やっぱ主人公はユウが好きなんさ？」

『ん？好きだよ。みんなの事も好き』

「そうですよ。主人公は"みんなの事"が大好きなんです。ラビはバカですか？バカラビですか？」

「ひどいさー」

「私も主人公が好きよ。でも、なんでそんな夢見たのかしらね？」

皆んながんーと考えているとラビが「あ！」と声をあげた。

「俺が貸した本読んださ？」

『読んだよ！すごく面白かった！特に主人公と恋人と愛人のドロドロな三角関係がいつの間にか6人にまで膨れ上がって体のかんぶっ』

「ストッープ！ここでする話じゃないさ！もうちょい場所考えて話そう！マジで！」

主人公が本の感想を言おうとしたら、ラビに口元を押さえられた。

『…じゃ、あとでラビの部屋に行くね』

「え、マジで？///ぐはっ」

「「バカラビ！！！」」

アレンとリナリーがラビに攻撃した！

『ホットケーキ美味しい♡』

おまけ

『あ！神田くん！発見！』

「…なんだよ」

『ん？なんで顔赤いの熱でもあるの？』

「バ、バカ顔近づけんな///触んな///」

『むー』

「しばらく俺に話しかけんな変態」

『へ？私って変態なの？』

「……バカウサギから貰った本今すぐ捨てろ(夢の話忘れてんのか？)」