神田ユウ夢小説 (ページ3)

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【幼馴染な二人】ページ3

『あの2人って絵になるよね』

「そうさね～美男美女って感じさね」

神田とリナリーの後ろ姿を見ながら主人公が思ったことを言った。

『小さい頃から仲いいんだよね』

「リナリーは優しいから、バ神田のお世話してたんですよ」

『小さい神田くん…可愛いだろうなぁ』

「「……そこ？」」

食堂で朝食を食べているアレンとラビと主人公。もちろんテーブルには、アレンと主人公が注文した料理が山のように乗っている。

『だって、子供の頃って顔小さくて目が大きくて上目遣いされたらきゅんきゅんするよ！！てーか、小さい子供を抱き締めたいの！ティモシーどこ？？』

「主人公って子供好きなんさー？」
「ティモシーは任務中かな、朝にマリといたから」

『うぅー残念…好きだよ！修道院には子供が多かったから気にしてなかったけど、私子供好き！無邪気で私の後付いてきたりとか、可愛い顔して悪戯っ子だったり、名前呼んだら、走って来てくれたり…うん！大好き！』

「主人公って犬派だろ」
「その子達バ神田とは真逆な子供だね。神田の子供の頃なんて絶対可愛くない絶対。目付き悪いし、いつでも喧嘩腰だし、言葉遣い悪いし、名前呼んでも無視！」

黒アレン発動。ラビはオムライスを食べ始める。

『抱き締めて、一緒にご飯食べて、一緒にお昼寝して、一緒にお風呂入って』

「はうふうは！？(一緒に風呂！？)」
「ぶっ！？」

『2人とも汚いよ』

ラビは口にオムライス入ったまま喋って
アレンはお茶をふいた。

教団一同【子供になりたい】

主人公の発言に食堂にいた団員達が騒ぎ出した。…それに主人公は気づいてない。

アレンとラビも騒いでる。
主人公は『2人って付き合ってないのかな？』とか言っているが2人には聞こえていない。

あっちこっちで、科学班に薬作ってくれ！と抗議し始める団員達。その騒ぎに気付いた食事のトレーを持ったリナリーと神田が主人公達3人のテーブルへ座った。

「みんな何騒いでるの？」

『リナちゃんと神田くんのこと。2人がお似合いで付き合ってるっていう話してたんだよ！』

「「違う！！」」

神田がアレンとラビを物凄い形相で睨み、リナリーは黒い笑顔で2人に微笑む。2人は必死でわーわー言っている傍らで、何も分かっていない主人公は今日も平和だなーと思うのでした。

『よし！今日のデザートはティラミスにしよう！』