【出会い】3 ページ4
今、私は幸せな事に
乙骨憂太くんに手を引かれながら歩いています
「僕は乙骨憂太よろしくね」
『あ、私は』
「知ってるよ。
『ん"ん、そうです。はい』
「その黒猫ちゃんはお名前あるのかな?」
『この子は琥珀です。目の色が琥珀色なので男の子なのでくんですね……ん?…………え、見えてる??』
「うん。見えてるよ。琥珀くんよろしくね」
あれ?
琥珀は式神で一般人には見えないはず
もしかしてと思って呪力を探る
あー、これヤバイやつ
どっかの誰かさんよりも呪力持ってますね
肩の上で琥珀の長い溜め息が聞こえた
最初から知ってたなら教えてよ!!?
『あの〜、確認なんですけどもしかして呪術高』
質問を言い終える前に後ろからブーブーとクラクションが鳴った
「あ、お迎え来たみたい。乗って。足元気をつけてね?」
さり気なく車の後部座席のドアを開けて中にエスコートしてくれる憂太くん。紳士!!!
隣に座った憂太くんにお礼を言うとキョトンとした顔で「ふふ、当たり前の事してるだけだよ」と笑った
笑顔が眩しすぎる!!!!
顔を両手で覆って深呼吸した
もうときめくしかなくない???
幸せを噛み締めていると
地獄の鐘が鳴った
「やっほーヒロインおひさ〜★
ときめいてる所悪いんだけどさぁ〜
本題に入ってもいい〜??」
『今すぐ降ろしてください』
《騙されるお前が悪い》
「わー、琥珀くんって喋れるんだね!」
ん"ー、楽しそうに私の膝の上に座る琥珀を撫でる憂太くん可愛い
もう本当に可愛さしかないよ憂太くん
「なんかすんごい重症ぽいけど大丈夫???」
『悟は黙ってて』
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作者名:憂 | 作成日時:2022年2月17日 20時