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✿ご都合呪霊【男体化】1 ページ16

閉鎖された商店街で三級呪霊討伐任務中

突如現れた一級呪霊に油断し攻撃されそうになった野薔薇を庇って呪いを受けた

すぐさま琥珀を呼んで喰ってもらうと
全身にとてつもない痛みが襲ってきた

なんとか痛みが弱まり意識を手放さずに済んだまでは良かった



「ちょっと、なんで」

『野薔薇どうし……え?』



何故か体が窮屈で動きづらい、自分の声もいつもより低い気がして喉元を抑えながら顔を上げると驚いた顔で赤面した野薔薇が固まっていた

野薔薇に手を伸ばす自分の手を見て声を上げた



『え、マジで?』



短くなった袖から出ている骨ばった手に浮き出た血管
Cはあったはずの胸の膨らみがなくなり下半身に違和感

目の前の野薔薇はいつもの可愛い女の子の野薔薇だ



私だけ???笑うわ



「なんで、そんなにイケメンになってんのよ!?」

『何にキレてんだよ。仕方ねぇだろう
あ、口調も変わる感じ??』



急いで伊地知さんに連絡をして男物の制服を用意してもらって来てもらった



『これって悠仁の制服じゃん。ちょっとデカイな』

「丁度、虎杖くんに予備の制服を届けに行く所でしたので
彼は話せば分かってくれると思います」

『悠仁への信頼すごいねぇ〜』



余ってしまった裾と袖を捲ってくれる無言の野薔薇
なんやかんや言って楽しそうにしてる

髪は女子の時のままで肩より下だったので、ハーフアップにしてみたら野薔薇の顔がさらに赤くなった



『ふ、なに?もしかして野薔薇ときめいてンの?』

「バ、バカじゃないの!?
なんで私がヒロインにときめかなきゃいけないのよ!!」

『可愛い野薔薇なら俺は大歓迎だけどな
あ、俺ってなんだよ』

「〜ッ、戻ったら覚えてなさいよ!!」



背中を思いっきり数回叩かれた後
野薔薇は「ごめん」と呟いて私を後ろから抱き締めた



めっちゃ可愛いんだけど


憂太先輩!!
これって浮気に入りますか???



『いや、意味分かんないんだけど』

「こっちだって意味分かんないわよ」



伊地知さんが車を留めている場所まで移動していたら、いつの間にか周りに数人の女の子が集まってきた
伊地知さんを押し退けて私の腕に手を回してくる女の子
これは男子がされたら嬉しいやつだ



『ごめんね?俺、彼女一筋だからさ』

「ッ!!」



面倒くさくなってきたので野薔薇の肩を抱いて頬にキスをした
黄色い声が飛び交う中、クラクションが聞こえ急いで車に乗り込んだ


車内で顔を真っ赤にした野薔薇に平手打ちされた

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設定タグ:呪術廻戦 , 乙骨憂太   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作成日時:2022年2月17日 20時

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