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148話 ページ48

カエデちゃんは殺せんせーに向けて指をさす




「こんな怪物に殺されてさぞ無念だったろうな…。教師の仕事が大好きだった。みんなのことも、ちょっと聞いてたよ」




カエデちゃんのその言葉に、忘れかけていた雪村あぐり先生のことを思い出した



”ピンポーン…ピンポーン”
”「担任の雪村あぐりです!いるのわかってますからね!」”

なんでわかるんだよ…そう思いながらも大きな声を無視し続けたっけ。終いにはこのまま勝手に話すとか言っていた

だけど最後来たときは一瞬だったけど、一言二言話したような気がする

”「赤羽君が心配してましたよー、最近会ってないからって」”
”『業が!?』”
”「あっ、やっと反応してくれた!最初からこの手段使えばよかったなぁ」”



ちょっと卑怯だとは思ったけど…悪い先生ではなかった



他のみんなにも、熱心に勉強を教えてくれたりもしたようで…みんな、殺せんせーがそんな人をいきなり殺すのはありえないと言った

殺せんせーの話だけでも聞いてみようよ、と




「体熱くて首元だけ寒いはずだ。触手の移植者特有の代謝異常だ。その状態で戦うのは本気でヤバい。熱と激痛でコントロールを失い、触手に生命力を吸い取られ…最悪……」




堀部君の話に途中でカエデちゃんの触手の先が燃え始めた

部外者達は黙ってて、と言ったカエデちゃん。燃える炎の触手を見てみんなが驚く




「どんな弱点も欠点も、磨き上げれば武器になる。そう教えてくれたのは先生だよ。体が熱くて仕方ないなら…もっともっと熱くして全部触手に集めればいい!」




触手の炎がすすきに燃え移る

潮田君がカエデちゃんにやめろ!と大きな声で言う

自分を犠牲に殺しても何も残らないと言って説得しても意味がなかった




「自分を犠牲にするつもりなんてないよ、渚。ただこいつを…殺すだけ。そうと決めたら、一直線だから!」

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リアン - 早く新しい話を更新してください (2023年4月26日 22時) (レス) id: 81dd48531d (このIDを非表示/違反報告)
8hc - 作者ページ見たら5日前に更新があったので…! この小説の続編はもう出ないのでしょうか(´;ω;`) (2022年7月8日 23時) (レス) @page50 id: 5316ade6bc (このIDを非表示/違反報告)
キウイ - めっちゃ面白いです!続きが気になって仕方ない!更新楽しみにしてます! (2020年8月29日 21時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 天然angelさん» 了解しました! (2020年8月19日 12時) (レス) id: acb22861a5 (このIDを非表示/違反報告)
天然angel(プロフ) - ゆめさん» 出来ればどちらも… (2020年8月18日 16時) (レス) id: eafefc1ca6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめ | 作者ホームページ:  
作成日時:2020年5月23日 12時

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