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119話 番外編2(業side) ページ19

緊張しているのかちょっとかたい。何とかゲーム売り場でのこの子と話してみたいから話しかけた




「俺も煮オレシリーズ好きなんだ。美味しいよね」


『…あ、あの…なら1ついる?』




そう言ってくれた清華さんに遠慮なく貰った。適当なものを手に取るとなぜかもう1つくれた

やった、ラッキー。買わずにすむ




「ありがと、清華さん。よかったらちょっと話さない?」




その辺のベンチで清華さんと話す。それでわかったことがあった

この子は人見知りなだけで、すごく優しい子だ。俺が笑えばこの子も笑う…嘘偽りがない笑顔で

ちょっと近寄れば恥ずかしそうに笑う姿に、俺は少し嬉しかった


そういえばあの時弟君を擽ってたな〜と思い出し、清華さんは擽りが効くのか聞くとあからさまな態度をとった

逃げるように授業だと言って教室に戻っていった清華さんに少し笑えた





そして数日後たまたま浅野君に絡まれていた清華さんを見かけて助け、その後たまたま変な奴等を見かけて清華さんの目の前で喧嘩した

そしたら清華さんはずっと固まっていた

やっぱり怖がっちゃうかなぁ。少し残念に思いながら怖いかどうか聞くと、清華さんはお礼を言った

どうやらさっきボコった奴に妹が絡まれていたようで。その妹は俺を見て怯えているけど


清華さんが妹と何か話している間にいつものようにお小遣い稼ぎに写真を撮って脅す。というか俺のことフルネームで呼んでる?やっぱり変わった子だ


妹と話が終わった清華さんにその写真を見せると笑った




「それじゃあ気分転換にこの金で甘いもん食べに行こーよ、清華さん」




ついでにフルネームで呼ばれ続けるのは嫌だから名前で呼ぶようにしたら、まさかの呼び捨て

君とか付けそうなのに…と思いながら俺も清華さんのことをAと呼ぶことにした



その日からAと連絡を交換したり遊びに行ったりしているうちに、やっとAは俺に馴れて向こうから話しかけてくるようになった

2年に上がり、同じクラスになった俺等はほとんど一緒にいるようになって付き合ってるなんて噂も出てきた


まあ渚君といる時は近寄って来なかったけど

120話 番外編3(業side)→←118話 番外編(業side)



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リアン - 早く新しい話を更新してください (2023年4月26日 22時) (レス) id: 81dd48531d (このIDを非表示/違反報告)
8hc - 作者ページ見たら5日前に更新があったので…! この小説の続編はもう出ないのでしょうか(´;ω;`) (2022年7月8日 23時) (レス) @page50 id: 5316ade6bc (このIDを非表示/違反報告)
キウイ - めっちゃ面白いです!続きが気になって仕方ない!更新楽しみにしてます! (2020年8月29日 21時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 天然angelさん» 了解しました! (2020年8月19日 12時) (レス) id: acb22861a5 (このIDを非表示/違反報告)
天然angel(プロフ) - ゆめさん» 出来ればどちらも… (2020年8月18日 16時) (レス) id: eafefc1ca6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめ | 作者ホームページ:  
作成日時:2020年5月23日 12時

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