115話 ページ15
3月までに暗殺…あと5ヶ月の期間となった。もう半年もない
今は2学期中間テストの期間。私は普段通り本気で勉強していると、突然殺せんせーに2週間授業しないと言われた
なぜ？と思っているとクラスメイト数人がパルクールで登校しててたまたま下にいた施設の園長に怪我させたみたい
私達は国家機密だ。だから黙ってもらうために園長が入院している2週間の間クラス全員で子供達の面倒を見ることに
「みんなー！ちょっと聞いて！園長先生はお怪我しちゃって、しばらくお仕事できないの。代わりにね、この2週間、このお兄ちゃんお姉ちゃん達が何でもしてくれるって！」
唯一ここで働いているお姉さんがそう言うと、子供達は私達の周りに集まった
ほとんどが小学生以下の子供達に巻き込まれただけの私は癒やされた
「お姉ちゃん抱っこー！」
「いいなー！僕も僕も！」
『いいよ〜2人ともおいでー！』
小さな男の子達を両手で持ち上げる。男の子達は嬉しそうにぎゅっと抱きついてきた
な、何この子達。可愛すぎるにも程がある！
これこそ両手に天使か…？
天使を相手していると、少し離れたところで女の子が穴が空いた床にハマっていた
そういえばこの施設すごくボロいなぁ
「修繕しないんですか？その…この建物、老朽化がかなり…」
磯貝君が聞くと、お金がないと言われた
この施設は園長が問題の子を格安で預っていて、職員も雇えず本人が一番働いているらしい
園長っておじいさんじゃなかったっけ？…え、めっちゃ苦労人だ
「29人で2週間か…なんかいろいろ出来んじゃね？」
前原君がそう言って、分担していろいろすることになった
私はお昼寝をする小さい子供達の面倒をみることに
私の膝を枕にして寝転がる小さな子供達の背中をぽん、ぽん、とゆっくり優しく叩く。そして小さめの声で子守唄を歌った
「馴れてるね〜、A」
『……業…しぃー。今眠りはじめたばかりなの』
「わかってる。充電しに来ただけ」
後ろからぎゅーっと抱きしめてくる業。私は膝の上に子供がいるから動けなかった
「次のテスト…また勝負しない？」
『え？いいけど…何かお願いしたいことでもあるの？』
「それなんだけど、もうAの母親にも言ってるんだよね」
『……え？』
何を？
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リアン - 早く新しい話を更新してください (2023年4月26日 22時) (
レス) id: 81dd48531d (このIDを非表示/違反報告)
8hc - 作者ページ見たら5日前に更新があったので…！ この小説の続編はもう出ないのでしょうか(´；ω；｀) (2022年7月8日 23時) (レス) @page50 id: 5316ade6bc (このIDを非表示/違反報告)
キウイ - めっちゃ面白いです！続きが気になって仕方ない！更新楽しみにしてます！ (2020年8月29日 21時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 天然angelさん» 了解しました！ (2020年8月19日 12時) (レス) id: acb22861a5 (このIDを非表示/違反報告)
天然angel(プロフ) - ゆめさん» 出来ればどちらも… (2020年8月18日 16時) (レス) id: eafefc1ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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