114話 ページ14
A組に負けず劣らず勝っていくE組のイメージは変わりつつある。主に下級生が
磯貝君のバイトも黙っててもらえることになり、体育祭が終わって片付けの時間になった
「磯貝先輩かっこよかったよね！」
「赤羽先輩もかっこよかったなぁ」
後輩達がそう話ながら歩いているのを見た。やっぱり磯貝君はモテる。業も顔はすごくかっこいいからモテて当たり前
なんか、嫌だなぁ。業にモテてほしくない
って勝手に嫉妬してどうすんだ！私は業の彼女ってわけでもないのに！
「A〜、頑張ったしご褒美頂戴？」
そう言って擦り寄り抱きつく業に私は気持ちが落ち着く。私も答えるように業に抱きついた
そしてちゅっと頬にキスをすると、業は機嫌を良くした
「珍しいね、Aからこんなに甘えるなんて」
『……変？それとも嫌、だった…？』
「いーや、もっと甘えてくれていいよ」
その言葉に”特別”を感じて嬉しくなった。だから私は初めて自分から……業の唇にキスを…
……しようと思って顔を上げたが恥ずかしすぎてやはりできなかった
顔がすごく熱い。顔を冷まそうと思い業から離れようとすると顔を両手で挟まれ唇が重なった
「甘えてくれていいって言ったばっかじゃん。したいなら言えばいいのに」
そう言って笑う業に目がハートにならないように必死に抑えた
ダメ無理好きかっこいい…
「何を…しているんだ…」
急に近くで浅野学秀の声が聞こえた。私はびっくりして業から離れる
今の、見られてたよね？
「何って…キスしたらダメなんて校則ないっしょ」
業は涼しげな顔で浅野学秀に言いながら、一度離れた私の体を引き寄せた
い、一応浅野学秀とは今は許嫁だし…目の前でそういうのはあまり良くないんじゃあ…？
浅野学秀は目を細め私達を見る
「清華さんは僕の許嫁だ。あまり誑かすのはやめてもらいたい」
「いずれその関係はなくなるんだし、関係ないよ。それにAと俺は誰がどー見ても相思相愛だし」
何…この少女漫画的台詞なのにこんなにもピリピリしている空気は
いづらい帰りたい
「…清華さん、少し君に話がある」
『え、あ…今日はちょっと…ごめんなさい』
早く帰って弟と遊びたい
「浅野君フラれたね〜」
この雰囲気から抜けて早く帰りたい
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リアン - 早く新しい話を更新してください (2023年4月26日 22時) (
レス) id: 81dd48531d (このIDを非表示/違反報告)
8hc - 作者ページ見たら5日前に更新があったので…！ この小説の続編はもう出ないのでしょうか(´；ω；｀) (2022年7月8日 23時) (レス) @page50 id: 5316ade6bc (このIDを非表示/違反報告)
キウイ - めっちゃ面白いです！続きが気になって仕方ない！更新楽しみにしてます！ (2020年8月29日 21時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 天然angelさん» 了解しました！ (2020年8月19日 12時) (レス) id: acb22861a5 (このIDを非表示/違反報告)
天然angel(プロフ) - ゆめさん» 出来ればどちらも… (2020年8月18日 16時) (レス) id: eafefc1ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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