ー宮田俊哉主演ー短編集

夢見る？‥TM‥ ページ4

「裕太‥くん？」

どうした。宮田。様子がおかしい。

小首を傾げて、それに上目遣いで下の名前を読んできた。

「‥好きっ！大好き‥なの。裕太くんの事」

‥‥‥。

普段のヘラヘラしてる宮田と違いすぎて言葉を失う。

‥‥ダイスキ‥‥



もうこの際、俺も言っちゃおうかな‥

うん。これは、夢だ！現実では無い！


「俺も、宮田の事好きだよ」

普段、ツンツンしちゃって‥言えないからさ

喜ぶかと‥思いきや

「‥‥‥なんで！？」

‥‥は？

宮田が泣きそうな顔でこう言った。

「‥なんで‥俊くんって読んでくれないの？」

と、俊くん‥‥難易度高！

ちょっと、恥ずくね？‥‥‥うん。

「‥‥ねえ‥裕太‥くん」

あーーはいはい！言ってやるよ！

夢だから！恥ずかしい物なんて‥無い！

「と、俊くん！」

いってやった。‥言ってやったぜ‥！

夢のついでに、あんな事やこんな事‥しちゃお

‥‥‥抱きしめてみよ

「俊くん‥ギューしよ？」

「ふふふ。うん！ぎゅー！」

やば‥‥可愛い‥‥

ぎゅっと抱き合うとなんか落ち着く。

ついでに、キス‥しようかな？

そう思った束の間、宮田の顔が近づいてきた。

‥‥‥‥‥キス‥‥‥‥‥









気づくと、いつものベットで寝ていた。

‥‥‥よくある、夢オチじゃん。

でもなんでこんなはっきり覚えてんだろ‥

‥俊くんとかハズ！ハグとかキス‥とか！


ボーっとしている暇もなく、仕事の準備を始める。

歯磨きしながら、なんとなくTVをつけると占いコーナーをしていた。

久しぶりに見たなー









『3月生まれの貴方は‥‥
　夢で起きたことが
　現実になるかもしれません！」

バカなアイツ‥2M‥→←チビだけど‥KiM

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