シンデレラストーリー～Jejung～8 (ページ8)

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第356話　伝えるページ8

JJ「すごく頑張ってくれてて嬉しい。だけど、もう少し頑張って？」

自分なりに精一杯頑張ってる。

けっこうギリギリなのに、これ以上頑張れって･･･ジェジュンは鬼だっ！

ぷるぷる身体が小刻みに震える。

何されるか気が気でないから。

JJ「大丈夫だからね」

安心させるように優しく言いながらわたしの頭を大きくゆっくり撫でるけど、
ずっと胸に視線を感じていて、そんな言葉はウソに違いないって思った。

JJ「すごくかわいい」

わたしの頭を撫でていた手が、胸へと移動する。

マッサージするかのように優しく胸を揉み込まれると、どんどん胸の突起が固くなっていった。

ジェジュンの愛撫に感じて、自分の身体が変化していくことが恥ずかしくてたまらない。

JJ「そんな必死な顔しないで」

少し笑いを含んだジェジュンの声。

「だって･･･わたし･･･」

JJ「すごくかわいくて、ずっとこうやって触れていたい。なんでかわかる？」

わからないから、頭を振った。

JJ「簡単なことだよ。Aのことが好きだから、愛してるから。こうやって触れて、俺の愛をどんどんAに伝えたいの。わかった？」

「･･･ジェジュン」

すごく愛されてることをまた実感して、優しい火がポワンと灯り心が温かくなる。

どんどん惹かれて好きになっていく。

わたしだって、ジェジュンにこの気持ちを伝えたいよ。

「ズルイ･･･わたしだってこんなに好きでどうしようもないのに」

どうやったら、この気持ちが100％伝わるんだろう。

JJ「じゃあ、教えて？俺をどれくらい好き？」

「いっぱい好き･･･」

目を開けジェジュンの目を見つめる。

そして、首に腕を回して口唇をジェジュンの頬に寄せた。

ちゅっちゅっちゅっ

リップ音つきのキスなんてはじめてで、自分がした行為に戸惑うけど、それよりもジェジュンがすごく嬉しそうな顔してくれたからこれでいいんだ。

JJ「それだけ？」

「まだ、もっと･･･」

わたしからジェジュンの口唇にキスをする。

触れるだけのキスを何度も繰り返しながら、その合間に「好き」だと言葉にした。

キスを繰り返す度に、ジェジュンを愛しいと思う気持ちが増してくる。

いつしかキスの主導権はジェジュンに移り、わたしの口腔をジェジュンの舌が優しく舐め回していた。

「んぅ..ふっ...」

絡め取られた舌はお互いの唾液で濡れ、卑猥な音を立てて混ざり合う。

ジェジュンと溶け合いたい･･･

無我夢中でキスをしているのに、そんなことを心の片隅で思った。