第309話 膝の上 ページ11
そーっと扉を開けて、中を覗くと椅子に凭れて座ったジェジュンの背中が見える。
「ジェジュン？」
呼んでもまったく無反応。
まさかの無視じゃないよね？！
音を立てずにソロソロと部屋の中に入ってみた。
キーボード、ギターとか音楽の機材が置いてある。
ジェジュンって作曲とかもしちゃうのかな。
座ってる真後ろから、二、三度名前を呼んでも無反応。
真正面に回って確かめると、ジェジュンは腕を組んで眠っていた。
下を向いてるからジェジュンの目が前髪で隠れて見えない。
ぷっくりとした形のいい口唇が少し開いていて、なんだかかわいくってしょうがない。
ほんとに羨ましいほど整った顔立ち、オンナのわたしよりも透き通ってキレイなお肌。
思わず手を伸ばして触ってしまいそうになったけど、すぐに手を引っ込めた。
わたしが朝早くから起こしちゃったから、眠かったんだね。
ちゃんと連絡待ってればよかった。
ごめんなさい。
ジェジュンを起こさないように、静かに部屋を出ようとソロリと二歩ほど歩いたら、急に腕を掴まれて驚いた。
「ひぃーーーっ！」
振り向くとジェジュンが、ニヤニヤ笑っていた。
JJ「久々に聞いた。ひぃーーーっ！」
「真似しないで！寝てたんじゃないの？」
JJ「Aが部屋に入って来たときに、起きたけど、寝たフリしてた」
「はぁー？なんの為にっ」
JJ「あつ〜いキスで、起こしてくれるかと思ったんだけど？」
「････････････」
JJ「今からしてくれる？」
「････････････」
今日のわたしは頑張ってるかもしれないけど、さすがにそういう事はもっと上級者にならなければ無理でしょ。
「高度なワザすぎて、まだわたしには出来ない」
JJ「じゃあ、出来るようになって？」
「･･･あと20年･･･いや、30年待ってくれたら出来る気がする」
JJ「待てないなぁ〜」
グイッと腕を引っ張られて、ジェジュンの膝の上にまたいで向かい合うように座らせられた。
「ぃっ…やぁー」
JJ「なに、イヤって？(怒)」
ちょっと怖い目で至近距離で睨まれ、思わず背中が少し反ってしまう。
「あー…イヤそういうイヤじゃなくって…ビックリしたし…わたし重いし…膝の上は…苦手かも…」
JJ「俺は、好きなの。慣れてよ」
「/////ぅん…うん」
JJ「Aから、すごーく甘い香りする。食べちゃっていい？」
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革ベルト
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ゆめら(プロフ) - プリンさん» ありがとうございます＾＾ (2013年6月10日 2時) (
レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 殺センセーさん» ドキドキしてくださって嬉しいです＾＾ありがとうございます！ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - パンダさん» ありがとうございます＾＾ (2013年4月30日 20時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 楽しい＾＾ (2013年4月30日 14時) (レス) id: 8c0c68e780 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - SHIWHONさん» はじめまして＾＾投票＆お気に入り登録ありがとうございます<(_ _)>頑張って更新しますねっ！ (2012年6月11日 23時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2012年2月13日 5時
