第247話 新年 ページ49
紅白が終わって、今年もあと15分。
忘れられない年になる。
まさかのわたしに彼氏が出来た。
しかも、東方神起のジェジュン。
二次元の世界にドップリ浸かってたのに、いつの間にか現実の世界で生きてる。
来年も再来年もその先もずっとずっと、現実の世界でジェジュンと一緒にいたいな。
それがわたしの願い。
ミユリ「今年も終わりだー」
「うん、忘れらない年になったよ」
ミユリ「Aがまた恋してくれて嬉しい」
「…おねえちゃん」
優しく頭をおねえちゃんに撫でられる。
ミユリ「カウントダウンだよ」
新しい年が来る。
5,4、3、2、1……
わたしの携帯が鳴る。
着信:ジェジュン
通話ボタンを押した瞬間にジェジュンの声。
_JJ「A−!A HAPPY NEW YERAー!!!」
元気なその声が嬉しい。
「ジェジュン、あけましておめでとう」
_JJ「新年のはじまりは、Aじゃないとねっ!」
「あははっ。嬉しいよ。さっき、紅白見てた。お疲れさま」
_JJ「わかった?」
「えっと、ハート?」
_JJ「Aへのハート。あっは♪」
「ダメじゃん、紅白であんなことしてー」
_JJ「ユノに怒られた(笑)」
おねえちゃんの予想通りで笑えてくる。
「怒られて当然だけど、……わたしは嬉しかったよ。ありがとう」
_JJ「じゃあ、ご褒美ちょうだい」
「宿舎帰って来たら、いっぱい美味しい料理があるよ」
_JJ「そういうのじゃなくてー!」
「そういうので、いいでしょ」
_JJ「わかった。勝手に貰うからいい」
「勝手にって……」
そうですね、わたしの許可なんていつもあってないようなものだもんねっ。
_JJ「宿舎の駐車場に着いたら電話するから、玄関でお出迎えしてー」
「わかった。待ってるね」
.
もう一回ジェジュンから電話あったら会える。
素直に嬉しい。
一分一秒でも早くジェジュンに会いたい。
こんな風に思えるくらい、わたしを変えてくれたジェジュン。
ほんとうに好きでたまらない。
ミユリ「あーあ、幸せそうな顔しちゃってー。いま、おねえちゃんの存在忘れたよねっ」
「……そんなことないよ」
ミユリ「はいはい、もういい」
少し呆れ顔をしつつも笑って、キッチンへ行ってしまった。
手に持つ携帯電話が振るえる。
ジェジュンだっ!
「もしもしー!」
_JJ「帰って来たよ」
ラッキーアイテム
革ベルト
今日の恋人
ユチョン
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ゆめら(プロフ) - mi-ikoさん» 超超超、遅レスで大変申し訳ございません><気づいていませんでした・・・感動していただいて嬉しいです^^ (2014年9月9日 16時) (レス) id: 403ea04b5e (このIDを非表示/違反報告)
mi-iko - すごくジェジュンの言葉に感動しました。1人で泣いてました。 (2013年11月4日 21時) (レス) id: 048b24b09d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - U:さん>恥ずかしいけど、されたいって思います。ジュンスってかわいい発言が多いから、こんな風に言うかなって思ってーw (2011年12月24日 20時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
U:(プロフ) - 人目はばからないジェジュン、らしいですね~(^з^)-☆ ジュンスの小学生並の発言、萌えます~(笑)♪ 可愛いなぁ~(>_<)! (2011年12月24日 11時) (レス) id: 1b48a4d2e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - うみさん>ドキドキありがとうございまーす!次章もドキドキしてもらえるよう、精進しまぁーす! (2011年12月22日 4時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめら | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時:2011年10月30日 23時