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第235話 クリスマスのあと ページ37

人生でいちばん長いクリスマスを過ごした。


家に帰って来て、とりあえずソファに寝転ぶ。

一晩一緒にいたから、自分の服からジェジュンの香りがたくさんする。

なんだか恥ずかしいから、手足をバタバタさせて気持ちを落ち着かせた。


昨日は、色々あったね・・・・・

いちばんわたしの心に引っかかってることは、
言ってしまった過去。、

これでよかったのかなって少し思う。

わたしのこと嫌いにならないって言ったけど、あの時そう思っても後で嫌いになるかもしれない。

またダメなわたしがムクムク顔を出してきて、不安を煽り出す。

ちゃんとジェジュンに愛してもらってるのに、こんな事思うなんて間違えなのに、どうしてもそこから抜け出せない。

もっと自分に自信が持てれば・・・・・

ムリか・・・・・

あの女性・・・ユウナさんって人みたいだったら、こんなに悩んだりしないのかな。

背がスラッと高くて、キレイで笑うとかわいい人だった。

聞きたかったけど、聞けなかった。

その人は、ジェジュンのなんですか?って。

知り合い?友達?元カノ?

考えたら、ほんとにキリがない。


さっきまで、一緒にいてすごく幸せだったのに、一人になるとダメだな。

耳に触れると、ジェジュンがくれたピアス。

幸せだった余韻を想い出して、ジェジュンのことだけを考える。

そうすると心が満たされていく。


トロンと目蓋が落ちてきて、いつの間にかわたしは眠りについていた。








ポケットの中で、携帯が震える。

何度目かの振るえで気付いて、寝ぼけながら通話ボタンを押した。


「もし・・・もし・・?」

_ミユリ「ちょっと!何回かけてると思ってんのぉー!」

おねえちゃんの大きな声で目が覚めた。

「なに?」

_ミユリ「んー、昨日どうだったかなーって思って♪」

「どうって、なにがっ」

お風呂に一緒に入ったこととか思い出して、少し動揺してしまう。

_ミユリ「ふ〜ん。なんかあったんだー」

「別になにもないっ!」

_ミユリ「まぁ、いいけど。お正月だけど、どうすんの?」

「いつもと一緒。実家帰って、ゴロゴロ」

_ミユリ「はぁ??ジェジュンは?」

「別に約束してない」

_ミユリ「ジェジュンめーっ!」


ブチっ

いつものように切れた。

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ゆめら(プロフ) - mi-ikoさん» 超超超、遅レスで大変申し訳ございません><気づいていませんでした・・・感動していただいて嬉しいです^^ (2014年9月9日 16時) (レス) id: 403ea04b5e (このIDを非表示/違反報告)
mi-iko - すごくジェジュンの言葉に感動しました。1人で泣いてました。 (2013年11月4日 21時) (レス) id: 048b24b09d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - U:さん>恥ずかしいけど、されたいって思います。ジュンスってかわいい発言が多いから、こんな風に言うかなって思ってーw (2011年12月24日 20時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
U:(プロフ) - 人目はばからないジェジュン、らしいですね~(^з^)-☆ ジュンスの小学生並の発言、萌えます~(笑)♪ 可愛いなぁ~(>_<)! (2011年12月24日 11時) (レス) id: 1b48a4d2e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - うみさん>ドキドキありがとうございまーす!次章もドキドキしてもらえるよう、精進しまぁーす! (2011年12月22日 4時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめら | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/lovemax-yumera/  
作成日時:2011年10月30日 23時

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