第233話 パイロープ・ガーネット ページ35
JJ「見ていい?」
「うん、見て」
ほんとに嬉しそうな顔をしながら、ジェジュンは箱を開けた。
JJ「こういうのすごく好き。A、ありがとう」
極上の笑顔で、わたしの頬に軽くチュっとキスをする。
「気に入ってくれたなら、嬉しい」
ジェジュンにプレゼントするなんて初めてだったから、どうかなって思ってたけど、こんなに喜んでくれてよかった。
JJ「あ、これ文字が彫ってる・・・FOREVER LOVE」
「ジェジュンがいちばん最初に歌ってくれた歌。心が癒されて、奥深くにまで届いたよ」
歌ってくれた時に心に届いたか聞かれたけど、あの時は言えないかったから、今言うよ。
JJ「もしかして、あの時にはすでに俺を好きだった?」
「う〜ん、好きっていうか気になるぐらいかな?もぉー忘れたっ」
照れくさいから、忘れたの一言で終わりたい。
JJ「じぇったい好きだったんだ。なのに、俺、一回振られたしー」
「なんで、いまさらそんな話するのっ」
JJ「いつから好きか知りたいから」
「……それ知ってどうすんの?」
JJ「どうもしないけど、ただ知りたかっただけ」
「少しづつ好きになったから、わかんないよ」
JJ「その好きはこれからも増えてく?」
「…毎日、増えてく/////」
JJ「俺、嬉しすぎるー」
痛いほど強く抱き締められた。
「ジェジュンっ。いったいー!」
少し腕が緩んで、
JJ「俺もね、Aにプレゼントあるよ。ちょっと待ってて」
ジェジュンはクローゼットに掛けてあったジャケットのポケットから小さい箱を取り出して持って来た。
JJ「手、出して」
右手を出して受け取った。
JJ「見て」
箱を開けると、ハートにカットされた真っ赤な石のついたピアス二つだった。
「うわー、キレイだね」
JJ「パイロープ・ガーネット、俺の誕生日石だよ」
「ありがとう」
ほんとにほんとに嬉しくて喜ぶわたしの耳に、ジェジュンの手が伸びて来る。
JJ「俺が付けたい」
「うん」
JJ「ちゃんと前に付けた俺のピアスしてる。イイコだね。これはこのままにしておくよ」
そう言って、違う穴に新しいピアスを付けてから、それにキスをする。
「ありがとう。嬉しくってどうしよう」
JJ「そんなに喜んでくれて、ありがとう。その石の意味、燃える愛なんだってー。そんな愛もいいと思わない?」
「燃え尽きないようにしないと…」
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ゆめら(プロフ) - mi-ikoさん» 超超超、遅レスで大変申し訳ございません><気づいていませんでした・・・感動していただいて嬉しいです^^ (2014年9月9日 16時) (レス) id: 403ea04b5e (このIDを非表示/違反報告)
mi-iko - すごくジェジュンの言葉に感動しました。1人で泣いてました。 (2013年11月4日 21時) (レス) id: 048b24b09d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - U:さん>恥ずかしいけど、されたいって思います。ジュンスってかわいい発言が多いから、こんな風に言うかなって思ってーw (2011年12月24日 20時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
U:(プロフ) - 人目はばからないジェジュン、らしいですね~(^з^)-☆ ジュンスの小学生並の発言、萌えます~(笑)♪ 可愛いなぁ~(>_<)! (2011年12月24日 11時) (レス) id: 1b48a4d2e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - うみさん>ドキドキありがとうございまーす!次章もドキドキしてもらえるよう、精進しまぁーす! (2011年12月22日 4時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめら | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時:2011年10月30日 23時