第223話 告白のあと ページ25
ジェジュンの真剣な眼差しが嬉しくて、彼の手に触れて握り締めた。
JJ「あっは♪Aから、触ってくるって珍しい」
ジェジュンが嬉しそうに笑った。
触れることは怖い。
いまだって怖いけど、ジェジュンに言葉だけじゃなく心からありがとうが言いたかったから、つい触れてしまった。
パッと手を離すと、ムッとするジェジュン。
「・・・ごめんなさい」
JJ「なんで謝るの?嬉しいから、もっと触って」
「・・・うん」
おずおずと手を伸ばして、ジェジュンの手に触れた。
JJ「そのまま聞いて」
コクリと頷いた。
JJ「今日はけっこうキツかったから、ちゃんと俺を慰めてくれるよね?」
そうだね、重い過去の話なんかしちゃったもんね。
聞きたくない話をずっと聞くのはキツいって思うよ。
心の底から悪いと思うから、わたしは大きく頷いた。
JJ「カイにHUGされて、おでこにキスされてるわ・・・あげくの果てに、似合う子探せば?なんて言うし。極めつけ、ありがとうジェジュンさん・・・じぇったい、もうそんなのヤメて」
えっ?そっちの話??
JJ「なに、驚いてんの?」
「いや・・・えっと・・・キツい話って言うから・・・過去の話かと思って」
JJ「もぉーっ!過去は過去でしょ。その話はもう終わったのっ」
ジェジュンはAらしいって少し笑った。
「海のこと、言ってなくてごめんなさい。海は、陸と兄弟なの」
JJ「似てるからそう思った。それにカイって有名じゃん。陸さんにカイに、(チャンミンもか)・・・A、モテすぎっ」
「それ違うから。ただの幼馴染だし」
JJ「Aだけがそう思ってんだよ」
「・・・あのさ」
JJ「ん?なに?」
空のこと言わないとダメだけど、言いづらいなぁ。
上目使いでジェジュンを見ると、鼻を摘まれた。
JJ「早く言って〜。何を聞いてももう驚けない」
「陸たちって、三つ子なの。三番目は空っていうんだけど・・・」
はぁ〜っとジェジュンは大きなため息をついた。
JJ「俺、頑張らないとダメだねー」
「なんで?」
JJ「Aを狙うヤツが多すぎっ」
「そんな人いません!陸たちのことは、ほんとに弟だし。確かに少し過保護だけど・・・」
JJ「恋人でもないのにあんなにベタベタ触ったり、抱きしめたり、キスなんてしないよ?」
ジェジュンは呆れた顔して、摘んだ鼻の指先に力を入れた。
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ゆめら(プロフ) - mi-ikoさん» 超超超、遅レスで大変申し訳ございません><気づいていませんでした・・・感動していただいて嬉しいです^^ (2014年9月9日 16時) (レス) id: 403ea04b5e (このIDを非表示/違反報告)
mi-iko - すごくジェジュンの言葉に感動しました。1人で泣いてました。 (2013年11月4日 21時) (レス) id: 048b24b09d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - U:さん>恥ずかしいけど、されたいって思います。ジュンスってかわいい発言が多いから、こんな風に言うかなって思ってーw (2011年12月24日 20時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
U:(プロフ) - 人目はばからないジェジュン、らしいですね~(^з^)-☆ ジュンスの小学生並の発言、萌えます~(笑)♪ 可愛いなぁ~(>_<)! (2011年12月24日 11時) (レス) id: 1b48a4d2e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - うみさん>ドキドキありがとうございまーす!次章もドキドキしてもらえるよう、精進しまぁーす! (2011年12月22日 4時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめら | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時:2011年10月30日 23時