第215話 心臓が痛すぎる ページ17
「・・・チャンミンに隠し事は出来ないね」
CM「そんなに辛い恋だったか?」
「辛いし悲しいし悔しいし・・・今だってこんなにわたしを苦しめてる。何年も前のことなのに、忘れたと思っても・・・また思い出して・・・」
CM「もういい、それ以上言うなっ!」
「チャンミンが聞いたのに?」
CM「そんな辛そうな顔見たくないっ」
すごく歪んだ顔してたかな。
「ごめんね」
CM「謝らないで。僕が聞いたから・・・ごめん」
「チャンミンまで、そんな顔しないでよ!もう昔のことだからさ。わたしがわたしを超えられたら、いいだけだもん」
CM「ヒョンと一緒にいれば超えられるから、仲直りしろっ」
チャンミンはポケットから携帯を取り出した。
CM「今からヒョンに電話かけます」
「ちょっとっ!」
止めようとしたけど、遅かった。
CM「もしもし、ヒョン?」
そこからは韓国語での会話になり何を話してるかチンプンカンプン。
ただチャンミンの瞳と声が真剣で、申し訳なく思った。
わたしがダメ過ぎるから、チャンミンにまで迷惑かけてる。
電話を切ったチャンミンは、やっぱり強い目力でわたしを見た。
CM「A、もうすぐヒョンが来ます。ちゃんと話して下さい」
「うん・・・」
CM「あんまり心配かけさせないで。僕がどんだけ・・・(我慢してるか知ってますか?)」
「ごめんね・・・チャンミンにいつも迷惑かけてる」
CM「迷惑とは思ってません。友達だろ?」
「うん・・・ありがとう」
チャンミンが友達でよかった。
さっきまですごく苦しかったけど、チャンミンに救われたよ。
CM「10分で来いって言いました。もう来るかな」
腕時計で時間を確かめるチャンミン。
もうすぐジェジュンが来るって思ったら、急に緊張してきた。
チャンミンが言った通り、拗ねてるだけなら、終わりじゃないってことかな。
まだジェジュンの彼女でいれるのなら、思ったこと感じたこと、素直に言えるようにがんばる。
目を閉じて、ジェジュンが来るのを待った。
緊張しすぎてドキドキいう心臓の音が、チャンミンまで聞こえてるんじゃないだろうか。
心臓の動きが早すぎて、息がうまく出来てない気がする。
来るなら早く来てっ!
もう、心臓が痛すぎる。
CM「Aの顔、梅干し食べたときみたいになってますけど・・・」
「・・・えっ?」
思わず目を開いた瞬間に、ドアが開いた。
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ゆめら(プロフ) - mi-ikoさん» 超超超、遅レスで大変申し訳ございません><気づいていませんでした・・・感動していただいて嬉しいです^^ (2014年9月9日 16時) (レス) id: 403ea04b5e (このIDを非表示/違反報告)
mi-iko - すごくジェジュンの言葉に感動しました。1人で泣いてました。 (2013年11月4日 21時) (レス) id: 048b24b09d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - U:さん>恥ずかしいけど、されたいって思います。ジュンスってかわいい発言が多いから、こんな風に言うかなって思ってーw (2011年12月24日 20時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
U:(プロフ) - 人目はばからないジェジュン、らしいですね~(^з^)-☆ ジュンスの小学生並の発言、萌えます~(笑)♪ 可愛いなぁ~(>_<)! (2011年12月24日 11時) (レス) id: 1b48a4d2e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - うみさん>ドキドキありがとうございまーす!次章もドキドキしてもらえるよう、精進しまぁーす! (2011年12月22日 4時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめら | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時:2011年10月30日 23時