第214話 カフェで ページ16
チャンミンに案内されたカフェは、メインから一本入った通りの目立たないところにあった。
なんでも芸能人がよく来るカフェで、個室もあるらしい。
レンガ造りのレトロなお店で、意外に店内は広かった。
通されたのはもちろん個室。
東方神起のチャンミンと一般人がこんな日に二人でカフェなんて、写真でも撮られたらマズイもんね。
.
向かい合わせに座って、チャンミンにジーッと鼻を見られてる。
CM「鼻、赤いです。トナカイみたいだ」
「チャンミンが、鼻摘んだからでしょ」
CM「低い鼻が高くなってちょうどいい」
「うぅ・・・低くてもいいもんねっ」
CM「そんなことより、話してもらいましょうか」
チャンミンの目が、隠さず話せって言ってる。
目力が強すぎて、怖い・・・
「う・・・ん・・・」
CM「ジェジュン?」
「うん・・・」
CM「ケンカしたか?」
「違う・・・」
わたしは、今日会場についてからのことをすべて話した。
.
CM「はぁ〜〜〜っ」
話し終えてチャンミンの第一声は、呆れた感じの大きなため息。
「・・・・・」
CM「痴話ケンカですねっ!まったくいつもっ!!!」
「違うよ・・・他の子探すんだって。だから、もう終わりでしょ?」
自分で言ってるうちに心底、悲しくて苦しくなってきた。
CM「バカですね。Aがかわいくないこと言うから、ヒョンが拗ねただけです」
「・・・でも・・・そうじゃないかもしれないよ?」
CM「でも じゃないっ!Aは、もっとヒョンに素直にならないとダメですよ」
素直に・・・
そんなことはわかってる。
わかってるけど、出来ないものは出来ない。
ジェジュンだから・・・
好きな人だから、なおさら出来ないよ・・・
嫌われたくないんだ。
「むずかしいこと言うよね・・・」
CM「別に普通です」
「わたしにとっては普通じゃないかも・・・」
CM「だぁーーーーっ!前も言いましたが、Aは考えすぎです!!!ヒョンはそんなに器の小さい男じゃないですよ」
「・・・うん、わかってる。わたしがわたしを超えられないから・・・わかってるけど、どうしようもないね」
あの恋はいまだにこんなにわたしにダメージを与えてる。
いつ抜けだせるのかな。
CM「それは、前の恋に関係ありますか?」
さすがチャンミンと言いたい。
なんでわかるんだろう。
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ゆめら(プロフ) - mi-ikoさん» 超超超、遅レスで大変申し訳ございません><気づいていませんでした・・・感動していただいて嬉しいです^^ (2014年9月9日 16時) (レス) id: 403ea04b5e (このIDを非表示/違反報告)
mi-iko - すごくジェジュンの言葉に感動しました。1人で泣いてました。 (2013年11月4日 21時) (レス) id: 048b24b09d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - U:さん>恥ずかしいけど、されたいって思います。ジュンスってかわいい発言が多いから、こんな風に言うかなって思ってーw (2011年12月24日 20時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
U:(プロフ) - 人目はばからないジェジュン、らしいですね~(^з^)-☆ ジュンスの小学生並の発言、萌えます~(笑)♪ 可愛いなぁ~(>_<)! (2011年12月24日 11時) (レス) id: 1b48a4d2e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - うみさん>ドキドキありがとうございまーす!次章もドキドキしてもらえるよう、精進しまぁーす! (2011年12月22日 4時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめら | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時:2011年10月30日 23時