第91話 chuchuchu ページ42
慣れなきゃ慣れなきゃ…
呟きながらぎゅっと目を閉じた。
JJ「コロコロ表情がよく変わる」
顔を覗き込んでくるジェジュン。
目を瞑ってても、顔にかかるジェジュンの吐息で近さがわかって顔が熱くなってくる。
うわ、もうダメっ！
慣れるとか、この距離はまだ無理すぎた。
ずりずり……お尻の位置をずらして、ジェジュンから離れる。
JJ「はぁ〜？」
不機嫌なため息混じりの声に、慣れると豪語したくせに出来ない自分にしゅんとする。
「ごめんなさい」
がくんと肩を落とすわたしに、「どうしたら慣れるかな〜」なんてニンマリと笑う。
ものすごく悪い顔したジェジュンに、人間の防衛反応が作動して身体が勝手にジェジュンから逃げていく。
だけど簡単に捕まえられてしまって、ジェジュンが片方の口角を上げてニヤって笑ったかと思ったら、あれよあれよという間にソファに押し倒されてしまった。
「わっ！！！」
JJ「慣れるにはもっとくっつかないと、ね？」
驚きつつも下から見上げるジェジュンの顔に、やっぱりドキドキする。
いつも見えないおでこが見えたり、男らしい喉仏がセクシーだったり、ジッとわたしを見つめる瞳が意地悪そうに笑ってたりと。
きゅんきゅんしすぎて呼吸困難。
空気を求めるため金魚みたにパクパクと口を動かすと、クスッと笑われた。
JJ「キスのおねだり？」
近づいてくるジェジュンの唇に、おねだりとかそういうのと違うからと顔を振るけど片方の手で頭ごと固定されて。
真近に迫った唇に、ぎゅっと目を閉じると、「好きだよA」と甘い声で囁かれた。
chu chu chu
リップ音を立てながら、軽いキスを唇に繰り返される。
音が恥ずかしくて堪らなくて、熱く火照った顔を持て余しながらもジェジュンの唇の熱を感じる。
いつしかかわいいリップ音のキスが終わり、はむはむと上唇咥えられて身体中に熱が広がっていって。
はじめて経験する熱すぎる熱が怖い。
「これ以上はもう無理だよ！」と目を開いて訴えると、ピタリとキスが止んだ。
JJ「ん、今日はここまでにしようね」
抱き起こされて、優しい眼差しで見つめられる。
キスの余韻と、きゅんきゅんする心臓。
赤く染まったままの顔で、処理できない自分に困りつつ無意識にジェジュンの唇を見つめていた。
JJ「ん？まだ足りない？」
言われてる意味がよくわらないくて、ん？って顔するとニヤリと笑うジェジュン。
やっとピンときて、慌ててしかも必要以上に大きな声で「足りてます！」と言い切った。
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ゆめら(プロフ) - ゆなさん» 遅レスすいません＞＜ありがとうございます！ (2013年2月19日 11時) (
レス) id: e5d8f67a3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいですね♪ (2013年1月26日 6時) (レス) id: f78ce5e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - yuiさん＞面白いって言っていただいて、嬉しいです！ありがとうございます<(_ _)> (2012年1月23日 21時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ハルナさん メロメロありがとうございますw (2011年9月8日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - もう メロメロです（笑） 誰かって？ そりゃもちろん二人にです！！ｗ (2011年9月5日 11時) (レス) id: 05f15613ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://maxyumera.blog.fc2.com/
作成日時：2011年8月7日 2時
