第90話 わたしの恋愛 ページ41
そんなに真っ直ぐとした目で見つめられたら、またドキドキが激しくなって緊張しちゃうよ。
落ち着かない心臓に手を置いて、ゆっくりと深呼吸。
だけどその間もジェジュンの瞳がわたし向けられてるから、ちっとも落ち着かなくて。
こんなんでちゃんと彼女がやっていけるのだろうか。
だってわたしは……
「あのっ……ちゃんと出来ないかもしれないっ」
JJ「なにが？」
「出来なかったら悪いなって思って」
JJ「何？ハッキリ言って？」
この年齢だし、やっぱり言いにくいんだよね。
だけど、こんなわたしを好きになってくれて、彼女にしてくれて。
ほとんど初めてづくしのことで自信もないし、どう振る舞っていいかもわかんないこと、言った方がいいと思うから……
「あの……ちょっと恥ずかしいんだけど…わたし男の人を付き合うっていままでほとんどなくて……どうしらたらいいかわからなくて。ちゃんと彼女出来ないかもしれない……ごめんなさい…」
こんなことしか言えない自分が、悔しいやら情けないやらで、消えてしまいたくなる。
わたしの人生は、コンプレックスとの闘いで。
だから、彼氏なんて…
彼氏と呼べる人かどうかはわからないけど、最悪の恋愛をした人は過去にいた。
いまもわたし苦しめる恋の残骸…
JJ「深刻な顔するから何言われるかと思ってドキドキした。あのね、それって、俺にとってはすっーーーーごい嬉しいことなの。Aがたくさんの人と恋愛してたら、過去だってわかってても嫉妬する。何も心配しないで俺の側にずっといてくれたらそれでいい。わかった？」
ジェジュン、ダメだよそんなふうに言ったら。
貴方しか見えなくなりそうで、怖いよ。
オレノソバニ……
こんなこと言われたことなくって、嬉しくてジーンとくる。
未来は誰にもわからないけど、ジェジュンがわたしを必要としてくれる日までは一緒にいてね。
JJ「これ以上いたら、襲っちゃいそう。あっは♪A、かわいすぎっ。そんな目で見ちゃダメっ！」
そんな目ってどんな目？
いたって普通だと思うんだけど。
ぐるぐるっと目を回してまた静止してみる。
JJ「あはっ！なにしてんのもぉ。かわいいなぁぁぁ」
ぐりぐりぐりっと動物を撫でるかのように、頭を混ぜ繰り返される。
うわうわ、触ってる、わたしに思い切り触ってる！！！
やっぱりすぐには慣れることもなくて、こんな髪をぐしゃぐしゃにするような触られ方でも心臓は爆発しそうになってしまう。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - ゆなさん» 遅レスすいません＞＜ありがとうございます！ (2013年2月19日 11時) (
レス) id: e5d8f67a3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいですね♪ (2013年1月26日 6時) (レス) id: f78ce5e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - yuiさん＞面白いって言っていただいて、嬉しいです！ありがとうございます<(_ _)> (2012年1月23日 21時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ハルナさん メロメロありがとうございますw (2011年9月8日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - もう メロメロです（笑） 誰かって？ そりゃもちろん二人にです！！ｗ (2011年9月5日 11時) (レス) id: 05f15613ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://maxyumera.blog.fc2.com/
作成日時：2011年8月7日 2時
