第80話 未来 ページ31
JJ「好きだよ、A」
「ｼﾞｪｼﾞｭ･･･ン･･･」
こんなに我慢してるのに、どうしてそうやってわたしを揺さぶるの。
塞き止めてた想いが溢れ出してきて、もう止まんない。
JJ「俺を好きだよね？」
ジッとジェジュンの目を見据え、深くコクンと頷いてしまった。
ぱーっと満面の笑みを浮かべるジェジュン。
後戻りできないってことに気づいて、一気に青ざめた。
「い、いまのはっ！」
JJ「なに？もうAは俺と付き合うって決まったし。俺の彼女だよ」
すぐに痛いほどぎゅっと抱きしめられる。
JJ「ありがとう、A。俺、いますっげぇー幸せ」
「･･･わたしで本当にいいの？」
JJ「Aがいいの。Aじゃなきゃダメだし」
この熱く力強い腕は現実だって思わせてくれるんだけど、どこか夢を見てるようなそんな気もしないでもない。
わたしの彼氏は、ジェジュンなんだ。
やっぱりなんだかピンとこない。
JJ「A」
「･･････ん？」
JJ「冗談でもチャンミンにあんなこと言ったらダメだよ」
「ぅ･･･うん」
JJ「俺の未来のお嫁さんはAがいいな」
「えっ？･･･えええっーーーーー！！！」
盛大に驚くわたしを見て、ジェジュンの口が尖った。
JJ「チャンミンには冗談でも言ったのに、なんで俺が言うと驚くわけ？俺を好きって認めたくせに、チャンミンのがいいんだ」
そして、すっごく怖い目でジェジュンに睨まれる。
いま、ジェジュンの彼女ってことになったばっかりなのに『お嫁さん』とか言われて、ビックリしない人なんているの？
「そうじゃなくって！何回も言うけど、チャンミンのは冗談でふざけて言っただけだし。ジェジュンとなんて･･･いきなり言われても驚くよ？」
JJ「意味わかんない。付き合ってる彼氏が言うのは自然なことなのに、驚くAがおかしい！」
ぷぅっと頬を膨らませて、またグッと睨みを効かせてくる。
大きな瞳の目力の威力に、ぶるぶると身体が震えてしまう。
ほんと、怖いんだってば！
「未来はわかんないし･･･」
JJ「ずっと一緒にいるって決めてんだけど？」
「はぁぃ？」
JJ「ふぅ〜、Aは全然わかってないみたい。いいよ、これからじっくり教えてくから覚悟して？」
「えぇ…？」
いったい、何をわたしに教えるっていうの？
さっぱり見当もつかない。
JJ「俺がどんだけA想ってるかってこと！」
鼻先にビシッと指を突き付けられれば、言葉も出てこなかった。
ラッキーアイテム
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ゆめら(プロフ) - ゆなさん» 遅レスすいません＞＜ありがとうございます！ (2013年2月19日 11時) (
レス) id: e5d8f67a3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいですね♪ (2013年1月26日 6時) (レス) id: f78ce5e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - yuiさん＞面白いって言っていただいて、嬉しいです！ありがとうございます<(_ _)> (2012年1月23日 21時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ハルナさん メロメロありがとうございますw (2011年9月8日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - もう メロメロです（笑） 誰かって？ そりゃもちろん二人にです！！ｗ (2011年9月5日 11時) (レス) id: 05f15613ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://maxyumera.blog.fc2.com/
作成日時：2011年8月7日 2時
