第78話 振ってない ページ29
結局、ジェジュンの部屋へまた戻ることになってしまった。
座ってと言われたベットの上に座ったけど、そわそわして逃げたくてしょうがない。
そんなわたしの目の前に、ジェジュンは椅子を持ってきて座った。
真正面にジェジュンがいて真っ直ぐにわたしを見てる。
この雰囲気が気まずすぎて、俯くしか出来ない。
JJ「チャンミンとあんな約束して、なんのつもり？」
「あっあれはっ」
さっきジェジュンも言った通りふざけた冗談で、ジェジュンも理解したはずだと思ったのに、まだそれを聞くの？
誤解は解けない？
「違う･･･ほんとにふざけてただけで･･･」
でも必死に否定して誤解を解いたところで、わたしたちの関係が変わるわけじゃない。
それに『親友』を選んだのはこのわたし。
いっそこのまま誤解されたままでも･･･
JJ「わかってる。ただふざけた冗談でしょ？だけど俺のこと振っておいて、俺の目の前でチャンミンと抱き合うって。俺に対してすごくヒドイことしてるってわかってる？」
「だっ･･･だき、、抱き合う！」
JJ「抱き合ってたじゃん。抱きしめられて、チャンミンを好きになっちゃった？」
「そういうのじゃない･･････ただのHUG･･･」
JJ「AのHUGはあんなにぎゅうって抱き合うことなんだ」
「なんで？･･･なんでそんな意地悪なこと言うの？抱き合ってたわけじゃないのに」
一方的に抱きしめられただけ。
弟みたいなチャンミンに抱きしめられたって感じるのは、姉のような気持ち。
それ以上、それ以下でもない。
「それに･･･振ったわけじゃない･･･結果的にそうなったかもしれないけど。わたしの中では知り合いから親友になっただけで･･････ジェジュンを振っただなんて、そんな風に思ってない。だからジェジュンも･･････」
どんなに言い方したって、ジェジュンを傷つけてしまったことは変わらない。
だけどこんな女の端にも引っかからないようなわたしに、振られたなんて思わないで。
JJ「で？俺が振られたのは事実じゃん」
「ｼﾞｪ･･･ジェジュン･･･違うの違うのっ…ジェジュンと親友になりたかっただけなの」
JJ「あのさ、いいお友達でいましょう。これってどう思う？」
「そーじゃなくて･･･」
どう言ったってやっぱりジェジュンを振ったことには変わりない･･･
だけどやっぱりわたしには「振った」ってことが納得いかなくて。
JJ「じゃなくて、なに？ちゃんとゆってくれないとわかんない」
「･･････ジェジュンとじゃ似合わない」
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ゆめら(プロフ) - ゆなさん» 遅レスすいません＞＜ありがとうございます！ (2013年2月19日 11時) (
レス) id: e5d8f67a3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいですね♪ (2013年1月26日 6時) (レス) id: f78ce5e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - yuiさん＞面白いって言っていただいて、嬉しいです！ありがとうございます<(_ _)> (2012年1月23日 21時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ハルナさん メロメロありがとうございますw (2011年9月8日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - もう メロメロです（笑） 誰かって？ そりゃもちろん二人にです！！ｗ (2011年9月5日 11時) (レス) id: 05f15613ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://maxyumera.blog.fc2.com/
作成日時：2011年8月7日 2時
