第76話 貰ってくれる人 ページ27
どっ･･･どうしよう･･･
焦ってジタバタするけど、チャンミンの腕から逃れられないでいた。
背中越しに感じるジェジュンの瞳が気になってしょうがない。
「･･･離して？」
CM「うるさいです。ちょっと黙って」
うるさいだと！？
なんでわたしが怒られなきゃいけないのっ！！！
JJ「離して欲しいって言ってんじゃん」
CM「恥ずかしがってるだけです。さっき、Aは僕のお嫁さんになるって言ったんですよ」
「ちょっ･･･！」
言った、確かに言ったけど…
ここでこんな状態でジェジュンに言わないで。
それにあれは冗談で言っただけじゃない。
JJ「は？なに、それ」
「ちがっ･･･違うし！」
CM「違わないでしょ？僕が貰ってあげるって言ったら、お願いしますって言いましたよね」
わたしのジェジュンへの『好き』は封印しとかなきゃダメだけど、変な風に誤解だけはしてもらいたくない。
「言ったけどっ･･･あれは冗談でっ」
JJ「Aはチャンミンの彼女になったってこと？」
冷たい眼差しと声がわたしに向けられた。
完全に誤解された･･････？
そんなのイヤだよ！
きっともう見離されて親友でもいてもらえない。
このままんじゃ何も残らない。
激しく暴れチャンミンの腕が緩んだすきに、するっと腕の中から抜け出した。
「なんで、そんなこと言うの？冗談だってチャンミンわかってるくせに」
CM「ひどいですね。僕は、本気だったんですけど」
「僕にも選ぶ権利があるって言ったくせにっ。それに、貰ってくれる人がいなかったらって言ったじゃん！！！」
CM「貰ってくれる人いるのか？おっ？だからもう僕に決まりなんですよ」
「そんなのわかんないじゃない･･･」
CM「あと4年でAに彼氏が出来るとは思えませんけどね？」
クスクスとチャンミンが笑い出す。
あれ？
チャンミンってまさか･･･
面白がって言ってるだけ？
わたし、遊ばれてんの？
「チャンミンさ、ヌナをからかって楽しんでない？」
CM「ヌナ？どこにそんな人いるんですか？」
キョロキョロ、大げさに辺りを見回されムカっとする。
JJ「チャンミン、この借りは何十倍にして返すから。とりあえずチャンミンの出番はない。Aは俺が貰うから」
後ろからぎゅっとジェジュンに抱きしめられた。
「な、なっ･･･」
突然のことで動揺しまくってしまった。
この腕の中はほんとに危険すぎる。
だってすでに心臓がきゅんきゅんとして、呼吸が止まりそうだもん。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - ゆなさん» 遅レスすいません＞＜ありがとうございます！ (2013年2月19日 11時) (
レス) id: e5d8f67a3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいですね♪ (2013年1月26日 6時) (レス) id: f78ce5e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - yuiさん＞面白いって言っていただいて、嬉しいです！ありがとうございます<(_ _)> (2012年1月23日 21時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ハルナさん メロメロありがとうございますw (2011年9月8日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - もう メロメロです（笑） 誰かって？ そりゃもちろん二人にです！！ｗ (2011年9月5日 11時) (レス) id: 05f15613ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://maxyumera.blog.fc2.com/
作成日時：2011年8月7日 2時
