第70話 ほっぺに「ちゅっ」 ページ21
そんなこと言われても･･･
わたしってそんな事をサラッと言うタイプじゃないから、言おうとしても口がひんまがって言葉が出てこないと思う。
うぅ〜ん･･･
「もっと違うことにしてよ。チャンミンにだけ一品余分に作るとかどう？」
CM「それって全然面白くないです」
「面白さを追求なの？」
なんだか方向性が変わって来てない？
CM「そうですね･･･」
少し考えてからチャンミンは深くニマっと笑って、「最初のがよかったって言うのはなしですよ？」なんてわたしに念を押してくる。
かなりよからぬ事を考えてる顔だ･･･
CM「言わせるのがダメなら、僕から恥ずかしいことします」
「へ？なにそれ。なんだかすごく怖いんですけどっ」
一体わたしに何する気よ！！！
ビクビクした目でチャンミンを見ると、獲物を発見したようなワクワクした顔をしていた。
いやぁーーーっ！！！
何されるかわかんないけど、とりあえず逃げなきゃっ。
離れようとした瞬間、チャンミンはわたしの顎を掴んで顔を左に向けた。
「ひぃっ！なっなにするのっ！！！」
スッとチャンミンの口唇が近づいて来て、頬にチュッとリップ音付きのキスをされる。
「えっーーー！！！ﾁｬっ･･･ﾁｬ･･･チャンミンっ！！！」
突然のことでかなりの動揺してるわたしの前で、チャンミンはクールに微笑みながら「なにか？」なんて平然としていた。
CM「恥ずかしいか？顔が真っ赤ですよ」
「なにすんのよ！！！ビックリさせないでっ」
頬に残るチャンミンの口唇の感触。
さっきは驚きのが大きかったけど、ジワジワと恥ずかしさが身体中に広がってくる。
CM「最初から素直に言えばよかったんです。お仕置き成功ですね」
「チャンミンっ！！！」
恥ずかしさの分だけバシバシとチャンミンの腕を叩く。
CM「痛いじゃないですか。僕が悪いことでも？」
「普通あんなことしないしっ」
CM「あんなこととはなんです？言ってもらわないとわかりませんが？」
しれっとした顔して言うチャンミン。
なんて小憎たらしいんだっ。
言葉では到底叶わないから、ちゅってされた頬をゴシゴシ拭きベーッと舌を出して精一杯の仕返しをすると、チャンミンが盛大に笑い出す。
「ちょっと、なんで笑うわけ？」
CM「だって･･･ﾃﾞｭﾌﾃﾞｭﾌ･･･ﾃﾞｭﾌ･･･ﾌﾌ･･･」
笑いのツボに入ったチャンミンは言葉も出ないらしい。
もういいよ、好きなだけ笑うといい！！！
その笑いが収まるまでさたしは膨れっ面して、チャンミンを見ていた。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 301人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆめら(プロフ) - ゆなさん» 遅レスすいません＞＜ありがとうございます！ (2013年2月19日 11時) (
レス) id: e5d8f67a3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいですね♪ (2013年1月26日 6時) (レス) id: f78ce5e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - yuiさん＞面白いって言っていただいて、嬉しいです！ありがとうございます<(_ _)> (2012年1月23日 21時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ハルナさん メロメロありがとうございますw (2011年9月8日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - もう メロメロです（笑） 誰かって？ そりゃもちろん二人にです！！ｗ (2011年9月5日 11時) (レス) id: 05f15613ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://maxyumera.blog.fc2.com/
作成日時：2011年8月7日 2時
