第52話 わたしの部屋に ページ3
しばし道端でポカーンと口を開けてジェジュンの強引さに呆気に取られていたけど、外でアホ面晒してるって気付いて今きた道をトボトボ帰る。
頭の中は「どうしよう」でいっぱいで、5分ほどの距離なのにマンションまでがやたらと遠い。
やっと帰って来たわたしはグッタリとソファに横たわった。
わたし断ったよね？！
なのになんで来ることになっちゃったの？？？
もっと強く断ればよかったってことか。
だいたい知り合って三日しかたってない男の人を家にあげるなんて。
というかお父さんと三兄弟以外が入れたことないのに。
しょうがない、男の人に縁がないわたしだからね。
「親友」なんだからご飯ぐらい一緒に食べたっていいんだよ。
だけどジェジュンには抱き締められたりキスされたり･･･
はぁ･･･、こんなんじゃ忘れられない。
この胸の痛みもジェジュンの身体の熱さや強さ、香りも。
わたしの中でどんどん何かが揺れて、その揺れがなんなのかわからなくて不安になってくる。
身体を起こして自分の身体を強く抱き締め、揺れを止めようとしても止まらない。
これは一体なに？
なんだかすごく怖い。
自分が自分でなくなってしまう気がする･･･
きっとこれはジェジュンのせい。
彼に会うのは今日で最後にしなきゃ･･･
♪〜〜〜
テーブルに置いた携帯がブルブル震えだし着信音が部屋に響いた。
携帯を手に取って通話ボタンを押す。
JJ「もしもし、A。部屋はどこ？」
「･･････302です」
JJ「おっげ〜♪すぐ行くから待っててね」
電話切って一分したかしないうちに、インターフォン勢いよく鳴った。
ちょっと！！！
鳴らしすぎだからっ。
慌てて玄関に行き、すぐさまドアを開けた。
JJ「A〜！」
サングラスに帽子、両手にスーパーの袋を持った姿のジェジュン。
芸能人オーラをバンバン出してるのに、スーパーの袋が･･･
おかしくてわたしはクスッと笑った。
「いらっしゃい」
JJ「入っていい？」
「ダメって言っても入るつもりですよね」
JJ「うんっ！」
ほらね、やっぱり。
この人に断るのは無駄だって学習したからね。
ジェジュンが部屋に入ってきた。
JJ「俺が作るからキッチン貸して」
「手伝います」
JJ「じゃ、一緒にっ！」
二人でキッチンに立つ。
ジェジュンに指示されつつお手伝い。
これはたぶん、ビビンバ作ってるよね？
JJ「じゃーーーんっ！ビビンバ出来たよ」
ほらね、予想的中。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 301人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆめら(プロフ) - ゆなさん» 遅レスすいません＞＜ありがとうございます！ (2013年2月19日 11時) (
レス) id: e5d8f67a3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいですね♪ (2013年1月26日 6時) (レス) id: f78ce5e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - yuiさん＞面白いって言っていただいて、嬉しいです！ありがとうございます<(_ _)> (2012年1月23日 21時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ハルナさん メロメロありがとうございますw (2011年9月8日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - もう メロメロです（笑） 誰かって？ そりゃもちろん二人にです！！ｗ (2011年9月5日 11時) (レス) id: 05f15613ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://maxyumera.blog.fc2.com/
作成日時：2011年8月7日 2時
