第67話 豚キムチパスタ ページ18
CM「メンバーはまだ仕事です。心配しないで、僕だけしかいないから作るのは僕とAの二人分だけで大丈夫」
ニッコリ笑ってまたわたしの腕を掴んだ。
そういう意味じゃないけど･･･ジェジュンがいないなら作ってすぐに帰って来れば問題ないよね？
「あの･･･チャンミン･･･他の人はいつ頃帰って来るの？」
CM「ユノヒョンは20時ぐらい。ユチョンヒョンとジュンスは日付が変わる頃。ジェジュンヒョンは、明け方の予定ですね」
そっか、明け方か。
だったら大丈夫だね。
あんまり気乗りはしないけど、チャンミンに連絡しなかった負い目みたいなのがあるし･･･
とりあえずちゃっちゃと作って帰ろう。
．
．
宿舎の玄関。
相変わらず靴がいっぱい。
隅っこで靴を脱いで、チャンミンに続いて部屋に入った。
CM「どうぞ。なんでも使っていいんで美味しいのお願いします」
そう言われて冷蔵庫を開けて食材を確認する。
この前とは大違いでたくさんあって、悩まずに決めた。
作ったことないけど、パスタに具材からめれば出来そうな豚キムチパスタ。
たくさん食べるチャンミンだから、三人前ぐらいパスタを茹でればいいよね。
30分後。
「チャンミン、出来たよ」
大皿に盛ったあつあつ豚キムチパスタをダイニングに持って行った。
CM「いい匂いです！美味しそう♪」
大きな瞳をキラキラと嬉しそうに輝かせ、ワクワクしたようなチャンミンは子供みたいですごくかわいい。
「召し上がれ〜」
CM「いただきます」
ちゃんと手を合わせてから食べ始めるチャンミン。
すぐにモゴモゴ口を動かしながら、「美味しい」を何度も言ってくれるからすごく嬉しい。
こんなに作り甲斐がある子はいないかも。
CM「Aは食べないんですか」
「お腹空いてないし。チャンミンに作ったから、全部食べていいよ」
CM「遠慮なくいただきます。ほんと美味しいっ、コレまた作って下さい」
「初めて作ったのに、そんなに褒められるとなんだか照れちゃうよ」
CM「初めて？」
「うん、初めて作ったの。材料見て適当に作るのが多くてね。また同じもの作れる自信はないな」
CM「あるもので料理が作れるってすごい才能です！いいお嫁さんになれますね」
おっお嫁さんって！
その響き、くすぐったくて恥ずかしくなってくる。
将来誰かのお嫁さんになるなんて･･･
思ったことも考えたこともないよ。
･･････想像しようにも、無理だな。
だってそういうのは全部わたしには縁のないことだもの。
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革ベルト
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ゆめら(プロフ) - ゆなさん» 遅レスすいません＞＜ありがとうございます！ (2013年2月19日 11時) (
レス) id: e5d8f67a3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいですね♪ (2013年1月26日 6時) (レス) id: f78ce5e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - yuiさん＞面白いって言っていただいて、嬉しいです！ありがとうございます<(_ _)> (2012年1月23日 21時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ハルナさん メロメロありがとうございますw (2011年9月8日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - もう メロメロです（笑） 誰かって？ そりゃもちろん二人にです！！ｗ (2011年9月5日 11時) (レス) id: 05f15613ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://maxyumera.blog.fc2.com/
作成日時：2011年8月7日 2時
