第66話 連絡先を交換 ページ17
全く気付かなかった。
コンビニ入った時はチャンミンらしき人はいなかったと思うんだけど。
それともわたしがただ気付かなかっただけ？
･･･その可能性大だな。
「久しぶり。元気だった？」
CM「お腹が空いて元気じゃないです」
コンビニ行ったのに手ぶらなチャンミン。
お腹が空いたならお弁当でも買えばいいのに。
「何しにコンビニへ？」
CM「お弁当を買いにですけど」
「お弁当はどこに？」
CM「必要なくなったんで、買ってないです」
何やらイヤな予感がするんですけど･･･
まさか、まさか･･･ね？
CM「Aがご飯作ってくれるのに買う必要なんてないです」
笑顔でバシっと言い切られた。
言うと思ったよ。
こういう予感だけは的中するんだ。
でもダメだよ。
チャンミンに関わるっていうことはジェジュンに繋がって行くから。
「ごめんね、チャンミン。わたし帰るから」
CM「どうせ帰ってお酒飲むだけですよね。暇ってことじゃないですか」
なんでバレってんのよ！
CM「さっき、おつまみ買ったの見ました」
ニヤッとチャンミンは笑って、「美味しいご飯お願いします」と有無を言わせずにわたしの腕を引っ張った。
「ちょっとチャンミンってばっ！！！」
掴まれた腕をブンブン振って振りほどこうとするけど、やっぱり予想通り振り解けない。
「ねぇー、チャンミン離してっ」
連れて行かれたくないから引っ張られて歩かされても口は黙らず拒否の声を上げていると、チャンミンがピタっと歩くのを止めた。
CM「Aは僕に連絡くれませんでしたね」
「あっ」
連絡先のメモ用紙をもらっていたことを思い出した。
CM「忘れてたんですね。悲しいです。僕を大切にするって言ったくせに」
わざとらしい泣き真似をしながら、恨みがましい目でわたしを見るチャンミン。
「違うってば、忘れてないよ！」
CM「ほんとに？」
ジトーっとした目で確認してくるから、言葉に詰まって思わず「ごめん」と謝った。
CM「やっぱり忘れてたんじゃないかっ。お詫びにご飯お願いします」
ニンマリ笑うチャンミンに、全然勝てる気がしない。
CM「携帯出してください。Aは信用できないので、いま赤外線で交換します」
急かされながら、赤外線で連絡先を交換。
CM「やっとこれで、いでつもご飯を作ってもらえますね」
と、上機嫌で笑う。
「あのさ･･･宿舎行くの？」
CM「僕の家はあそこですからね」
「他の人たちもいる？」
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革ベルト
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ゆめら(プロフ) - ゆなさん» 遅レスすいません＞＜ありがとうございます！ (2013年2月19日 11時) (
レス) id: e5d8f67a3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいですね♪ (2013年1月26日 6時) (レス) id: f78ce5e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - yuiさん＞面白いって言っていただいて、嬉しいです！ありがとうございます<(_ _)> (2012年1月23日 21時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ハルナさん メロメロありがとうございますw (2011年9月8日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - もう メロメロです（笑） 誰かって？ そりゃもちろん二人にです！！ｗ (2011年9月5日 11時) (レス) id: 05f15613ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://maxyumera.blog.fc2.com/
作成日時：2011年8月7日 2時
