第51話 電話 ページ2
いつも通りに仕事を終え、19時過ぎに自宅に着いた。
お腹がグーグー言ってる。
冷蔵庫を開けると食材がなくて、ガックリ。
そういえば昨日コンビニ行ったのに何も買ってなかったんだ。
めんどくさいけどまた外に行きますか。
お財布と携帯だけ持って部屋を出た。
歩きながら携帯の電源を入れると、
なっ…なんだこれはっ！！！
ジェジュンからのメールが20件も入っていた。
はぁ……
とりあえず順番に見ていく。
【なに、あのメール！あいさつだけって！！！約束のうちに入らないからっ！】
【仕事中？お昼は何時？】
【今日は、早く帰れそうー】
【メールまだー？】
【仕事は何時に終わるの？】
等々。
短いメールなのに絵文字やら顔文字がいっぱい。
女の子より女の子みたいなメールに苦笑してしまう。
これ以上催促されるのは煩わしい。
メールが来る前に返信しちゃおっと。
【こんばんは。今帰って来ました。ご飯を買いに行きます。】
こんなもんでいいか。
送信ボタンを押してポケットにしまおうとしたら携帯が震えだした。
「なんでかけてくんのぉー」
出ないからね、絶対出ないから！
無視してお尻のポケットに携帯をしまうと着信が鳴り止んだ。
ほっとしたのも束の間。
また携帯が震え出す。
無視して歩くけど、お尻の小刻みの振動が気になる。
もぉっ！
出たくないってわかんないわけ？
電源を切ってやるっ。
ポケットから携帯を取り出して電源オフボタンを押したつもりだったのに、間違って通話ボタンを押してしまった。
わたしってバカ……
通話口からジェジュンがわたしの名前を呼ぶ声が聞こえる。
しょうがなく携帯を耳にあてた。
「もしもし」
JJ「おっそーい。なにやってんの？」
「コンビニ行こうと思って歩いてます」
JJ「一緒に食べよ」
「もうコンビニに着くので」
JJ「すぐに家に帰って。暗い道、ひとりで歩いてると思ったら心配だから。ほら、早く」
「コンビニに行ったら帰ります」
JJ「これから俺が食材買ってAんち行くから、コンビニ行く必要ないし」
うちに来るの？
というか来る気満々じゃないかっ。
「来なくていいです」
ハッキリと言い切ると、
JJ「そんな強く言われて俺、傷ついた」
シュンとした声。
「すいません」
JJ「一時間ぐらいしたら行く。Aのマンションの前に着いたら連絡するから」
「ちょっ…ちょっと！」
JJ「じゃあ、あとで」
ブチっと携帯を切れらてしまった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - ゆなさん» 遅レスすいません＞＜ありがとうございます！ (2013年2月19日 11時) (
レス) id: e5d8f67a3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいですね♪ (2013年1月26日 6時) (レス) id: f78ce5e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - yuiさん＞面白いって言っていただいて、嬉しいです！ありがとうございます<(_ _)> (2012年1月23日 21時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ハルナさん メロメロありがとうございますw (2011年9月8日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - もう メロメロです（笑） 誰かって？ そりゃもちろん二人にです！！ｗ (2011年9月5日 11時) (レス) id: 05f15613ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://maxyumera.blog.fc2.com/
作成日時：2011年8月7日 2時
