第41話 Forever Love ページ42
胸がきゅーっと締めつめられて、苦しくなってくる。
ダメだ、ジェジュンとこれ以上いたらいま以上に心がかきむしられてく気がする。
ジェジュンから一歩二歩、後ずさりした。
「帰らなくていいんですか？」
JJ「まだ一緒にいたい。ダメ？」
「みんなお腹空いてますよ？」
JJ「Aは帰りたいんだ」
ジリジリ後退していくわたしを悲しそうな眼差しで見つめてくる。
そういう目で見られると、わたしがすごく悪いことしてるみたいじゃない。
「だって、」
JJ「だって？」
わたしが下がった分だけジェジュンが歩み寄ってくる。
微妙な一定の間隔。
すぐに縮めてきそうでわたしは下がることをやめた。
JJ「約束でもある？」
「なっないけど」
JJ「じゃあ、一緒にご飯食べよ？」
ジェジュンが素早く動いてわたしとの距離がほぼなくなった。
あっという間に手を取られ、長い指がわたしの指に絡んできた。
JJ「行くよ！」
「でもっ」
JJ「親友から格上げになるにはもっと俺を知ってもらわないとね？」
強引に引っ張られ元来た道を戻っていく。
大きな手にしっかりと繋がれたわたしの手。
ジェジュンの熱が伝わってきて、わたしの心臓を激しく揺さぶる。
JJ「A」
名前を呼ばれてドクンと一際心臓が高鳴った。
JJ「Aのために歌うから聴いて。俺以外のパートのとこは自信ないんだけど」
ニッコリ笑ってスーッと息を吸って吐いてから、優しい声で歌いだす。
全身を包み込むようなキレイで澄んだ声がスッーと体の中に入ってきて、わたしの心を強く弱く震わせた。
こんな風な『感動』は初めて。
歌いながらも熱い眼差しで見つめてくるジェジュン。
そんな目で誰からも見られたことなくて、どうしようもなく心がざわざわと騒ぎ出した。
落ち着きなくかなりそわそわ、顔も熱い。
呼吸ってどうやってするんだっけっ！？
相当ヤバいよ、わたし！！！
JJ「A」
一瞬わたしの名前を呼び、そしてまた歌い出す。
なに？って思った瞬間に、ジェジュンのキラキラ熱い瞳が目の前まで来ていた。
ドキっと心臓が跳ね、道路工事の音みたいに心臓が上下に動き出す。
やばいどころの騒ぎじゃない、この人はわたしを亡き者にする気かっ！
パッと顔を背けるとクスっと笑われた。
余裕気なジェジュンにイラっとする。
どうせわたしはこういうのにまったく慣れてない。
そして、背けた顔がジェジュンの手によって戻される。
眼差しが『もっとちゃんと聴いて？』って言ってる気がした。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - mairaさん» ありがとうございます＾＾検索して探してみますね。 (2013年6月10日 2時) (
レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - じいま♪さん» ドキドキしてもらえて嬉しいです！155設定は、わたしが155だからなんですよｗ (2012年12月12日 2時) (レス) id: 58abb233f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - かりんさん» 読んでいただいてありがとうございます！いっぱいｷｭﾝｷｭﾝしていただけるように頑張って更新しますねー♪ (2012年10月17日 22時) (レス) id: 522244257b (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - ﾉｼ☆さん＞貴重なご意見ありがとうございます。この第一章は、けっこう前に書いたので、今のところ直す予定がございません。すいません。 (2012年2月3日 19時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ﾉｼ☆ - メールのとことかちゃんと漢字使ってほしいです。正直読みにくい← (2012年1月29日 22時) (携帯から) (レス) id: 49e1ba80b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2011年7月17日 1時
